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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
横浜市中央図書館 (2210008)管理番号
(Control number)
横浜市中央2351
事例作成日
(Creation date)
2012/11/13登録日時
(Registration date)
2013年12月28日 00時30分更新日時
(Last update)
2022年08月18日 17時28分
質問
(Question)
徳川家康が将軍職をうける際に 源家康を名乗ったと聞きました。
また、羽柴秀吉も別の姓を名乗ったことがあるということですが、
その理由や意味が分かる資料はありますか。
回答
(Answer)
徳川家康と羽柴秀吉の改姓について、お調べしました。
当時は、姓が直接的に家系を現し、冠位に影響を与えたためのようです。
改姓の時期や回数、理由については諸説あるようですので、詳細は下記の資料をご覧下さい。
なお、紹介した資料の参考文献や原資料等も御参考ください。

1 『戦国織豊期の社会と儀礼』二木謙一/編 吉川弘文館 2006
 p.69~「家康生涯三度の源氏公称・改姓」があり、冒頭に家康の改姓についての研究の
 歴史がまとめられています。参考文献も豊富に挙げられていますので、便利な資料です。

2 『関ケ原合戦と近世の国制』笠谷和比古/著 思文閣出版 2000
 p.111~「第六章 徳川家康の源氏改姓問題」があります。こちらも、はじめに研究史と問題
 点について述べています。また、p.123の「徳川家康発給の姓氏記載文書一覧」では、
 「源家康」名を使用した文書が確認できます。

3 『徳川家康事典』藤野保/〔ほか〕編 新人物往来社 1990
 p.19「永禄九年、家康は正親町天皇の勅許を得て「松平」を徳川に変え、かつ先祖「徳川」
 氏がそうであったとして源から藤原に改姓し、従五位下三河守に叙任された。」とあります。
4『豊臣秀吉事典』杉山博/〔ほか〕編 新人物往来社 1990
 p.214~の「関白任官」に次の記述がありました。
 「臣下第一の職、天下の万機を関り白す関白職は、近衛・鷹司・九条・二条・一条の五摂
 関家に限られていた。この武家関白の出現を、当時の日記は「前代未聞ノ事」(『多門院
 日記』)と評し、『続史愚抄』は「藤原嫡流に非ずして、当職に補する未曾有の事」とする。
 「凡下」出身であった秀吉は、近衛前久(竜山)の猶子(養子)となり、平姓を藤原姓に改めて
 関白となった。」(p.215)

5 『武家と天皇 王権をめぐる相剋』今谷明/著 岩波書店 1993
 p.57~「六 源平交替説の虚妄」に「平氏は将軍になれないか」「家康が源氏を称した理由」
 などが掲載されています。

6 『逆説の日本史11 戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎』井沢元彦/著 小学館 2004
 軽く読める資料としてご紹介します。
 p.200~「朝廷の権力闘争に乗じて関白になった「藤原秀吉」の不満」
 p.207~「「豊臣」家の創設は秀吉を排除する朝廷の陰謀だ」
 に関連の記述があります。

7 『逆説の日本史12 近世暁光編 天下泰平と家康の謎』井沢元彦/著 小学館 2005
 上記同様、軽く読める資料としてご紹介します。
 p.142~「家康の三河守任官を実現した「加茂→源→藤原」の系図改編」に関連の記述が
 あります。

8 「徳川氏の姓氏に就て」渡邊世祐(「史学雑誌」30編11号 p.17~ 1919年)
 1や2で、家康の姓氏問題について学問的に掘り下げた資料として、紹介されている雑誌
 記事です。

9 「徳川改姓永禄9年説について」定方 晟 (「歴史研究」46巻1号 p.38~46 2004年)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本史  (210 8版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000142771解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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