レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月21日
- 登録日時
- 2013/10/21 22:26
- 更新日時
- 2013/10/22 12:37
- 管理番号
- 20131021-15
- 質問
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解決
王夫之について知りたい。
- 回答
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王夫之 【おうふし】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E7%8E%8B%E5%A4%AB%E4%B9%8B (2013/10/21確認)
世界大百科事典 第2版の解説
おうふし【王夫之 Wáng Fū zhī】 1619‐92
中国,明末から清初の思想家。湖南省衡陽県の人。字は而農(じのう),号は薑斎(きようさい)。晩年,衡陽の石船山に隠棲したので,王船山の名でも知られる。明の崇禎15年(1642)の挙人。清軍の侵入により南京が陥れられ,彼の郷里も占領されると,衡山で挙兵して敗れ,いったん肇慶(ちようけい)に逃れた明王室の桂王の行在におもむいた。しかし廷臣の内紛に絶望し,1651年(永暦5),家族とともに郷里に帰り,以後はもっぱら学問と著述にふけった。
デジタル大辞泉
おう‐ふうし 〔ワウ‐〕 【王夫之】
[1619~1692]中国、明末・清初の思想家。衡陽(湖南省)の人。字(あざな)は而農(じのう)。号は薑斎(きょうさい)。船山先生と称された。清軍の南下に抵抗したが、のちに隠退して学問著述に専心、各方面にわたる研究を残した。その強い民族思想や、独自の気の思想は、後世に大きな影響を及ぼした。著「周易外伝」「張子正蒙注」など。
大辞林 第三版
おうふうし【王夫之】
(1619~1692) 中国,明末・清初の学者・思想家。字(あざな)は而農(じのう),号は薑斎(きようさい)。通称,船山先生。明の遺老(いろう)として隠棲,経史・文学などの著作を著し,陸象山・王陽明の学を否定して朱子学を批判的に継承。その華夷(かい)思想は,清末の排満革命思想に影響を与えた。文集「王船山遺書」
中国文化史大事典 / 尾崎雄二郎, 竺沙雅章, 戸川芳郎編集代表 東京 : 大修館書店 , 2013 ISBN:97844690128
p.89 おうふうし 【王夫之】
中国学芸大事典 近藤春雄著 大修館書店 1978 ISBN:4469032018
p.54 おうふし 【王夫之】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中世思想.近代思想 (125 9版)
- 中国 (222 9版)
- 参考資料
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- 王船山詩文集 : 修羅の夢 / 高田淳編訳 東京 : 平凡社 , 1981 (東洋文庫 ; 393) 9784256803936
- キーワード
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- 王夫之 おうふし おうふうし
- 王船山 おうせんざん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000139305