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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2012-285
事例作成日
(Creation date)
2013年02月28日登録日時
(Registration date)
2013年03月13日 11時38分更新日時
(Last update)
2013年06月12日 11時10分
質問
(Question)
埼玉県の熊谷の中の、廃藩置県前の領土(石)の持ち分を知りたい。地域区分(地図)がわかればなお良い。
例 久保島の場合 土屋氏→大久保氏→土屋氏 と変わった。
回答
(Answer)

熊谷の中の廃藩置県前の領土の持ち分がわかる資料を紹介した。
地図では、江戸時代の絵図の複製を確認したが、明確に石高のわかるものは見つからなかった。
  

廃藩置県前の領土の持ち分がわかる資料
『旧旗下相知行調 埼玉県史調査報告書』(埼玉県県民部県史編さん室 1986)
 p137-157〈旗羅郡〉の項、p151に「久保島村」あり。
 「明治17年に政府の照会に対し、埼玉県が管下各村落の旧旗本の知行地等を書き上げたもの」村ごとに領主の「氏名」「本高」「国郡」「村名」「草高」「総高」「先代」「先々代」「住居」の記述あり。
 ※「草高」(くさだか)とは「領内から算出する米の総高をいう。(後略)」(『日本国語大辞典 第2版』(小学館 2001)p801より)
 ※「先代」「先々代」については役職名で記載されている場合もあり「上野介」など。

江戸時代の他の時期の領土の持ち分のわかる資料
『武蔵田園簿 日本史料選書 15』(北島正元校訂 近藤出版社 1977)
 作成時期:慶安2-3年(1649-1650)頃
 p186〈窪島村〉あり。「一 高千弐百八拾七石七斗弐升 内五百九拾参石五斗弐升七合 田方 六百九拾四石壱斗九升三合 畑方」とあり。
『関東甲豆郷帳 日本史料選書27』(関東近世史研究会校訂 近藤出版社 1988)
 「元禄郷帳」(提出時期:元禄15年(1702)11月)収録。
 p134〈窪嶋村〉あり。「大久保彦兵衛知行 土屋惣兵衛知行 土屋甚四郎知行 1313.74200石」とあり。
 「天保郷帳」(提出時期:天保5年(1834)頃か)収録。
 p497〈久保嶋村〉あり。「1317.7420石」とあるのみ。
『旧高旧領取調帳 関東編 日本史料選書 3』(木村礎校訂 近藤出版社 1969)
 成立時期:明治9年(1876)頃
 p181〈久保島村〉あり。「土屋柳一郎知行 158.2460石 土屋金蔵知行 158.2460石 大久保与七郎知行 1001.2500石」とある。
 『埼玉県市町村誌 13』(埼玉県地域総合調査会〔編〕 埼玉県教育委員会 1978)
 p92-93表「近世の領有関係及び町村制施行までの行政区画」に「正保田園簿(正保年間)」「旧高旧領取調帳(明治元年)」の領主名あり。石高はなし。
  

インターネット情報
領土の持ち分を調べられるウェブサイト
《旧高旧領取調帳データベース》
http://www.rekihaku.ac.jp/up-cgi/login.pl?p=param/kyud/db_param 国立歴史民俗博物館 2013/02/27最終確認)
 市町村コード〈11202〉(熊谷市) 各村の旧高の数値あり。旧領主名もあり。
「旧高旧領取調帳」とは「明治政府が編纂した江戸時代末期時における全国村名目録で、明治初年における近世村落の概要を知ることのできる貴重な資料」と「データベース概要」にあり。

回答プロセス
(Answering process)

熊谷市の歴史を調査するが、該当の記述なし。
『熊谷市史 後篇』(熊谷市 1964)p69に廃藩置県頃の「熊谷県地図」があるが、村名・石高なし。
『熊谷市史 通史編』(熊谷市史編さん室編 熊谷市 1984)
『新編熊谷風土記稿』(日下部朝一郎著 国書刊行会 1978)

絵図の調査するが、石高の判読できず。
『新編埼玉県史 通史編 3 近世』(埼玉県 1988)附録「武蔵国絵図」○の中に村名と石高が記載されていると思うが判読できず。
『天保国絵図武蔵国』(勉誠社 1975)図C-1に幡羅郡あり。〈久保嶋村〉があるが、石高は判読できず。
『絵図と地図にみる埼玉県の成立 国絵図から県地図へ』(〔埼玉県立文書館〕 1987)p4「廃藩置県」の項に「熊谷県管内略図」(明治8年)が紹介されているが、絵図に石高は記載されていない。

《熊谷市デジタルミュージアム》を確認するが、検地の詳細なし。
http://www.kumagaya-bunkazai.jp/museum/index.htm 熊谷市立江南文化財センター 2013/3/13最終確認)

絵図を見ることのできるウェブサイト ただし、石高の記載はなし。
《埼玉県立図書館 デジタルライブラリー》
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/data/d_conts/index.html#ezu 埼玉県立図書館 2013/02/27最終確認)
 「武蔵国全図」(下野屋理兵衛 〔江戸末期〕)
 「武蔵国全図」(菊池武辰 〔安政3年(1856)〕)
 「武蔵州輿地全図」(清水芳雄 〔18--〕)
 「武蔵一国之図」(〔  〕〔17--〕)

事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
農業経済・行政・経営  (611 9版)
関東地方  (213 9版)
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
参考資料
(Reference materials)
『旧旗下相知行調 埼玉県史調査報告書』(埼玉県県民部県史編さん室 1986)
『武蔵田園簿 日本史料選書15』(北島正元校訂 近藤出版社 1977)
『関東甲豆郷帳 日本史料選書27』(関東近世史研究会校訂 近藤出版社 1988)
『旧高旧領取調帳 関東編 日本史料選書 3』(木村礎校訂 近藤出版社 1969)
『埼玉県市町村誌 13』(埼玉県地域総合調査会〔編〕 埼玉県教育委員会 1978)
キーワード
(Keywords)
埼玉県-歴史
武蔵国
石高
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000128812解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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