レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/09
- 登録日時
- 2012/11/15 02:00
- 更新日時
- 2012/11/15 02:00
- 管理番号
- 200003
- 質問
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解決
おしることぜんざいの違いについて知りたい。
- 回答
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関東では、すする程度の漉し餡仕立てが汁粉、つぶし餡の入ったものは田舎汁粉、箸が立つほど濃いものは善哉という。また関西でも、漉し餡仕立ては汁粉、漉し餡の善哉と称する。つぶし餡仕立ての汁粉に餅を入れたものを関西で善哉餅といい、略して善哉という。善哉も汁粉も同類の甘味だが、歴史は善哉のほうが古い。
善哉のいわれは、これを初めて食した一休禅師が、「善哉此汁」(ぜんざいこのしる)といったのに始まるとの説がある。汁粉は、漉し餡を水でゆるめたことから称されているが、善哉餅の場合も原型は餡餅で、これを湯に溶いて汁状として食した。その際、汁の濃さを自在に調節したから自在餅とも解されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 日本大百科全書 12
- 日本大百科全書 13
- たべもの起源事典
- キーワード
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- しるこ
- 善哉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000114032