レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年11月24日
- 登録日時
- 2012/03/13 11:13
- 更新日時
- 2017/12/12 16:59
- 管理番号
- 埼熊-2011-185
- 質問
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解決
永禄11年正月21日付の笠松但馬守宛 畠山義綱書状が『笠松文書』にあるという。
どの文献を見れば書かれているか知りたい。
- 回答
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「笠松文書」は、金沢市立玉川図書館近世資料館が所蔵する「加越能文庫」にコレクションとして含まれていることがわかった。
また、「松雲公採集遺編類纂」の古文書部138に「笠松文書」が収録されていることがわかる。
熊谷市立図書館に、同書名の資料の所蔵があるが、複製で、古文書部138が収録されているかどうかは、未確認。
「松雲公採集遺編類纂」(前田綱紀編 〔熊谷市立図書館〕〔2003.6〕)
- 回答プロセス
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《福井県立文書館史料目録 簡易検索》でキーワード〈笠松文書〉を検索する。
『松雲公採集遺編類纂 138(笠松文書・坪坂文書・広瀬文書・中村文書・鶴見文書・上坂文書)』撮影資料の所蔵あり。
「資料群目録詳細」画面より、この資料が金沢市立玉川図書館所蔵「加越能文庫」にあることがわかる。
(http://www.archives.pref.fukui.jp/archive/detail.do?id=540685 2017/12/12最終確認)
《金沢市立図書館》のトップページより、金沢市立玉川図書館近世資料館のウェブサイトを確認する。
所蔵資料一覧に「加越能文庫」を確認。(石川県指定有形文化財)
(https://www2.lib.kanazawa.ishikawa.jp/kinsei/kinsei.htm 2017/12/12最終確認)
《自館目録》を〈加越能文庫〉で全項目検索。
『加越能文庫解説目録 上』(金沢市立図書館 1975)
p9〈30 松雲公採集遺編類纂〉古文書部138に「笠松文書」の記載あり。内容記述なし。
『加越能文庫解説目録 下』(金沢市立図書館 1981)
p86 索引に「松雲公採集遺編類纂」の項あり。
『加越能マイクロフィルム資料解説目録』(富山県立図書館 1973)
索引がないため、「松雲公採集遺編類纂」の収載は確認できず。
《自館目録》を〈松雲公〉で全項目検索。 ※関連記述なし。
『加賀松雲公 上・中・下』(近藤盤雄著 羽野知顕 1909)
『石川近代文学全集 12 三宅雪嶺・石橋忍月・藤岡東圃・桐生悠々等』(小林輝冶〔ほか〕編集 石川近代文学館 1988)
- 事前調査事項
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宮本義己「畠山義綱と医道伝授(二)」『日本医史学雑誌 19』(思文閣 復刻版(昭和48年3月))p62
文書の内容は、「元能登守護 畠山義綱「第一回七尾城奪回作戦」開始」というもの。
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 「松雲公採集遺編類纂」(前田綱紀編 〔熊谷市立図書館〕〔2003.6〕)
- キーワード
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- 笠松文書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000103515