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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000083210
提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
OSPR10110042
事例作成日
(Creation date)
2010年12月3日登録日時
(Registration date)
2011年03月26日 02時00分更新日時
(Last update)
2011年03月27日 12時26分
質問
(Question)
京都のわらべうたと思われますが、みかんつりのときうたわれたわらべうたで
「こんこんちきち こんちきち」ではじまり唄の中に「しのだのきつね」と出てくるフレーズのわらべうたの唱え文句全体が知りたい。
回答
(Answer)
『日本わらべ歌全集(近世童謡童遊集27)』(尾原昭夫/著 柳原書店 1991.6)【388.9/2N/27】の索引より「こんこんちきやこんちきや」(きつねの輪)とあり、336頁に

「こんゝちきや、こんちきや、篠田の森の狐を浮かしよ。」

とあります。続いて

「数人の子供しやがんで帯の うしろへつかまり後さきへ 長くなりて歩きながら云ふ」

と記載されています。

出典は『あづま流行時代子供うた』(岡本昆石/編 明治27年刊)です。『日本わらべ歌全集』によると、幕末期の江戸の童唄、童言葉243編を収録したもの。作者の昆石は名は経朝、嘉永5(1852)年江戸に生まれた士族ということです。

京都のわらべ歌でも、みかんつりに関するものでもありませんが、「『こんこんちきち こんちきち』ではじまり唄の中に『しのだのきつね』と出てくるフレーズのわらべうた」はこの歌だけでした。


他にも「こんこんちき」「しのだのきつね」をキーワードで調べたところ
・しのだのきつね[山梨] 指輪まわしのうた

麦ついて 小麦ついて
お手にお豆が 九つ
九つの 豆のほしさに
親の在所が 恋しゅうて
恋しゅうば たずねきてみよ
しのだのお森の 白ぎつね
ヨイヨイ ヨイヤサ

『日本のわらべうた 室内遊戯編』(尾原昭夫/編著 文元社 2009.12 )【767.7/99N】(49頁)より

・信太の狐 
上記と同じ歌詞で掲載
『日本童謡民謡曲集 続』 (広島高師附属小学校音楽研究部/編 柳原書店 1978)【375.7/17】(35頁)より

・コンチキチン[祇園祭り/京都]

コンコンチキチキ コンチキチン
お山の お稚児さん

『日本のわらべうた 歳時・季節歌編』(尾原昭夫/編著 文元社 2009.4 )【767.7/99N】(47頁)より

・祇園ばやし(その一)
上記と同じ歌詞で掲載
『日本童謡民謡曲集 続』 (広島高師附属小学校音楽研究部/編 柳原書店 1978)【375.7/17】(64頁)より

・祇園ばやし(その二)

コンコンチキチキ コンチキチン
山鉾見たような 家たてて
ねつがらお客がコンチキチン

『日本童謡民謡曲集 続』 (広島高師附属小学校音楽研究部/編 柳原書店 1978)【375.7/17】
(64-65頁)より

・こんこんちきちき [役交代の遊び・門くぐり]

こんこんちきちき こんちきちん
やまぼこみたよな いえたてて
ねっからおきゃくがこんちきちん

『いっしょにあそぼうわらべうた 3・4歳児クラス編』(コダーイ芸術教育研究所/著 明治図書出版 1997.4 )【376.1/1233N】(63頁)より

・手あそび「信太の森の」

しのだのもりの きつねがコンチキチ
コンコンチキチキコンチキチ コンコンチキチキコンチキチ

『うたおうあそぼうわらべうた:乳児・幼児・学童との関わり方』(木村はるみ/著 雲母書房 2009.3 )【376.1/1398N】(140頁)より

以下の資料確認しましたが記載はありませんでした。
『にほんのわらべうた 1うめとさくら』(近藤信子/著 柳生弦一郎/著 福音館書店 2001.4 )
『にほんのわらべうた 2すずめすずめ』(近藤信子/著 柳生弦一郎/著 福音館書店 2001.4 )
『にほんのわらべうた 3おてぶしおてぶし』(近藤信子/著 柳生弦一郎/著 福音館書店 2001.4 )
『わらべうた遊び』(谷本文子/編著 日東書院 1978 )【376.1/204N】
『日本のわらべ歌 1 歌曲集』(尾原昭夫/選曲 柳原書店 1994.11 )【767.7/24N】
『日本のわらべ歌 2 歌曲集』(尾原昭夫/選曲 柳原書店 1994.11 )【767.7/24N】
『日本のわらべ歌 3 歌曲集』(尾原昭夫/選曲 柳原書店 1994.11 )【767.7/24N】
『京のわらべうた』(相馬大/著 白川書院 1976 )【767.7/20】
『日本のわらべうた 戸外遊戯編』(尾原昭夫/編著 文元社 2009.11 )【767.7/99N】

参考文献
『わらべうた:子どもの心に灯をともす』(落合美知子/著 エイデル研究所 2010.4 )【388.9/117N】

人文系資料室でも調査しました。結果的には該当する歌は出てきませんでしたが、参考に記しておきます。

京都のわらべ歌ということですが、該当する歌は見当たりませんでした。
『京都のわらべ唄(青年叢書)』(楳垣実/著 関書院 1947.7)【228/261/#】
『京わらべうた(京都文庫)』(高橋美智子/著 中川正文/著 駸々堂 1972.5)【228/295/#】
『京都のわらべ歌(日本わらべ歌全集15)』(高橋美智子/著 柳原書店 1979.12)【958/293/#】
『うしろの正面:わらべ歌エッセイ』(高橋美智子/著 柳原書店 1986.5)【958/523/#】
『あんなのかぼちゃ:四季の京のわらべ歌』(高橋美智子/著 京都新聞社 1998.1)【388.9/57N】
『上がる下がる:京のわらべうた』(吉川焦仙/著 二玄社 2005.12)【388.9/98N】 

京都の以外のわらべ歌に当たりましたが、該当する歌は見当たりませんでした。
『わらべ唄考』(薮田義雄/著 カワイ楽譜 1961)【228/233/#】
『日本民謡大観:近畿篇』(日本放送出版協会 1966)【388.9/N1/1】
『わらべうた遊び』(谷本文子/著 日東書院 1977)【228/365/#】
『わらべうた:日本の伝承童謡(岩波クラシックス52)』(町田嘉章/編・浅野建二/編 岩波書店 1983)【767.7/63N】
『明治後期収集わらべうた民謡大全』(童謡研究会/編 マール社 1985.2)【228/381/#】

インターネットでみると、「こんこんちきち」のフレーズのある歌は、こども遊び歌としても紹介されておりましたので、以下の資料を確認しましたが、該当する歌は見当たりませんでした。
『幼稚園・保育園のわらべうた遊び 春 夏』(畑玲子/[ほか]著 明治図書 1994.8)【376.1/347N】
『幼稚園・保育園のわらべうた遊び 秋 冬』(畑玲子/[ほか]著 明治図書 1995.6)【376.1/347N】
『子どもと楽しむ手あそび・わらべうた』(兼永史郎/著 フォーラム・A 1995.6)【376.1/414N】

※【 】内は請求記号です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
わらべうた(明治図書)と京都のわらべ歌(高橋美智子著)など調べました。
NDC
伝説.民話[昔話]  (388 8版)
参考資料
(Reference materials)
『日本わらべ歌全集(近世童謡童遊集27)』(尾原昭夫/著 柳原書店 1991.6)(ページ:336)
『わらべうた:子どもの心に灯をともす』(落合美知子/著 エイデル研究所 2010.4 )
キーワード
(Keywords)
京都 みかんつり
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000083210解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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