レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/10/28
- 登録日時
- 2010/12/21 17:27
- 更新日時
- 2023/01/30 10:55
- 管理番号
- R00-043
- 質問
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解決
マンフレート・グルリットについて日本語で読める文献は?
- 回答
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1.『ニューグローヴ世界音楽大事典』の参考文献の巻に1点、日本語の文献あり。
2.東京音楽学校との関わりがあることから、『東京芸術大学百年史 / 東京芸術大学百年史編集委員会編』を調査。
項目「外国人教師」のp.1281-1291に記載あり。
3.Webcat Plusで検索して、所蔵資料を確認。
『第三帝国と音楽家たち』『ベルリン・東京物語 : 音楽家クラウス・プリングスハイム』等。
4.3の注より、『ベルク年報』の第4巻(1989/90)がグルリット特集号であることがわかった。
5.東京芸術大学のサイトを確認
「マンフレート・グルリット資料」を所蔵している。 https://archive.geidai.ac.jp/13608 (2022/10/28 確認)
- 回答プロセス
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1.音楽事典・辞典類を確認
『ニューグローヴ世界音楽大事典』の参考文献の巻に1点、日本語の文献あり。
「シンポジウム 2人の「ヴォツェック」」・・・ 所蔵している。
2.ウィキペディアの情報により東京音楽学校との関わりがあることから、『東京芸術大学百年史 / 東京芸術大学百年史編集委員会編』を調査。
「東京音楽学校篇 第二巻」の「第五節 教職員」の「二 外国人教師」p.1281-1291に記載あり。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88 (2022/10/28 確認)
3.Webcat Plusで検索。
下記2点の図書を確認した。
・『第三帝国と音楽家たち』・・・「第八章 日本へ~グルリットを通して見た日本」に記載あり。また、注に『ベルク年報[4]1989/90』(グルリット特集号)があり、資料を確認した。グルリットに関する論文、作品表があった。
・『ベルリン・東京物語 : 音楽家クラウス・プリングスハイム』・・・「十、ユダヤ系音楽家と日本の音楽界」の章でグルリットについて触れている。
4.東京音楽学校で授業を担当していたので、東京芸術大学のサイトを確認
「マンフレート・グルリット資料」を所蔵している。
https://archive.geidai.ac.jp/13608 (2022/10/28 確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 音楽史.各国の音楽 (762 9版)
- 参考資料
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- "シンポジウム 2人の『ヴォツェック』- アルバン・ベルクとマンフレット・グルリット". 若杉弘. ベルク年報, 1985. (ZA08-137 雑誌)
- 東京芸術大学百年史. 東京芸術大学百年史編集委員会編. 音楽之友社, 1987-2003, 東京音楽学校篇 第2巻. (WS01-989)
- 第三帝国と音楽家たち. 長木誠司. 音楽之友社, 1998, (音楽選書, 77). (WR03-180)
- ベルク年報. 日本アルバン・ベルク協会, 1989-1990, 4. (ZA13-195 雑誌)
- ベルリン・東京物語 : 音楽家クラウス・プリングスハイム. 早崎えりな. 音楽之友社, 1994. (WR02-181)
- キーワード
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- マンフレート・グルリット Manfred Gurlitt
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000075733