レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/08/30
- 登録日時
- 2010/04/01 02:00
- 更新日時
- 2010/04/02 10:40
- 管理番号
- 愛知県図-00234
- 質問
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解決
タイで、国王の色が黄色なので、それに敬意をはらって、公務員が黄色を多く身につけるというのは本当か。
- 回答
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【資料1】p98-99に
「2006年6月には即位60周年記念の式典が(中略)盛大に執り行われ、国民は王室カラーの黄色い服を着てこれを祝福した。これ以降、街中でこの黄色の服を着る人が増加し、とくに曜日の色と重なる月曜日には学生や公務員もいっせいに黄色の服を着用することとなり…」とあります。
外務省ホームページ 「タイにおける曜日毎の色と仏像」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/thailand/jpth120/knowledge/color.html)
に「月曜日:曜日の色は黄色です。」とあり、また「2006年6月にプミポン国王の即位60周年を迎えたタイでは、その行事前から国民が黄色の洋服や腕輪を身につけて街が黄色で溢れていました。シンボルカラーが黄色なのは、国王陛下が月曜日生まれだからです。」とあります(2010.4確認)。
【資料2~4】
タイにおいてなぜ国王が愛されるようになったかという歴史的背景の詳細な記述があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 東南アジア (223 9版)
- 系譜.家史.皇室 (288 9版)
- デザイン.装飾美術 (757 9版)
- 参考資料
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- 資料1 『物語タイの歴史(中公新書)』 柿崎一郎/著 中央公論新社 2007.9 (1109256835 )
- 資料2 『タイ四季暦』 熊倉省三/文 ウィス・ピンピモル/絵 東京書籍 1994.8 P71-73 (1106596922)
- 資料3 『タイ現代政治史』 加藤和英/著 弘文堂 1995.10 (1106891898)
- 資料4 『タイ国 近現代の経済と政治』 パースック・ポンパイチット,クリス・ベーカー/共著 刀水書房 2006.11 (1109075731)
- キーワード
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- タイ
- 黄色
- 色彩
- 王室
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000065698