レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 一般社団法人全国銀行協会銀行図書館 (4210005) | 管理番号 (Control number) | 2009-1 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
事例作成日 (Creation date) | 2009年06月 | 登録日時 (Registration date) | 2009年07月15日 16時32分 | 更新日時 (Last update) | 2010年05月24日 09時28分 | |
質問 (Question) | 「ポケット・ティッシュペーパー」を販促物として最初に配布したのは富士銀行である、とWeb上で書かれているのを見つけたのだが、同行の社内報や出版物など、それを裏付ける資料はないか。1970年頃の話らしい。 | |||||
回答 (Answer) | ・社内報は所蔵していないため、確認できない。またディスクロージャー誌も1978年以降しか所蔵していない。銀行史には掲載されていなかった。 ・銀行界に限定すれば、「日本金融通信」(現在の「ニッキン」)の1970年4月27日 p.8 に、銀行のサービス品の一覧が掲載されている。確かに富士銀行は「ポケット・ティッシュペーパー」をPR用頒布品としているが、他の銀行で「ハンディ・ティッシュペーパー」、「ポケット・ペーパー」といった品名が見受けられ、富士銀行が最初とは断定できない。(もし「ポケット・ペーパー」がポケット・ティッシュのことであれば、前年から配布している銀行がある) ・NDLのレファレンス協同データベースに「ポケットティシュの歴史」についての項目があるため、(銀行については触れられていないが)参考までに紹介した。 ( https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000004370) (2010年3月18日追記) ・「『タダ』で配るために生まれたポケットティッシュの大研究」(週刊ダイヤモンド、2010/3/13 p.48)に、広告媒体としてのポケットティッシュについて触れられている。 1960年代に、マッチに変わる新たな無料広告媒体として作られ始めた旨が書かれているが、どの企業が一番最初に始めたのかについては記載なし。 記事中に、1968年に明星産商が製造した「ハンディペーパー」の写真あり。この裏面は三井生命の広告になっている。 | |||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||
NDC |
| |||||
参考資料 (Reference materials) | ||||||
キーワード (Keywords) | ||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||
備考 (Notes) | ||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 図書館 | ||
登録番号 (Registration number) | 1000056444 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 未解決 |