レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/02/08
- 登録日時
- 2008/10/18 02:21
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08021817464883
- 質問
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百人一首の「応永抄」が読みたい。
- 回答
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『国書総目録』(岩波書店)では「応永抄」、「百人一首応永抄」の名称による見出しはなく、『日本大百科全書19』(小学館)の「百人一首」の項に「『小倉百人一首』は古典文学の代表的作品として広く享受され、『応永抄』『宗祇抄』など数多くの注釈書が著され」たとある。さらに『百人一首への招待』(筑摩書房)によると、「百人一首という名の初出は、成立からおよそ百七十年以上も経った応永十三年(一四〇六)書写の『百人一首抄』(『応永抄』宮内庁書陵部蔵)」であると述べられている。『百人一首注釈書目略解題』(和泉書院)を確認したところ、伝藤原満基筆「百人一首抄」は「『応永抄』と言ったり、筆者の名を冠して『満基抄』とも言う」と別称の説明があり、その影印本の一つに『百人一首抄』(笠間書院,1972)が挙げられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『国書総目録 第6巻』.東京.岩波書店,1990,869p.参照はp.815. 『日本大百科全書19』.東京,小学館,1988,895p.参照はpp.704-705. 吉海直人.『百人一首への招待』.東京,筑摩書房,1998,216p.参照はpp.9-10. 『百人一首注釈書目略解題』.大阪,和泉書院,1999,218p.参照はpp.14-16. 『百人一首抄』.東京,笠間書院,1972,91p.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008021817472264883
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000048194