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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
紙の博物館図書室 (4210001)管理番号
(Control number)
080801001
事例作成日
(Creation date)
2008年08月01日登録日時
(Registration date)
2008年08月01日 15時25分更新日時
(Last update)
2011年06月03日 11時08分
質問
(Question)
名刺という言葉の由来。なぜ名紙ではないのか。
回答
(Answer)
「名刺」という言葉は唐~宋の時代に中国から伝わったもの。

戦国時代の謁(えつ)→ 漢代末期からの刺(し)→ 三国時代から 名刺・名帖・名紙 → 宋代から 門状(もんじょう)・門帖


古くは紀元前328年頃の戦国時代に使われていたという史記の記載がある。
目下の者から目上の者へ面会に行くときに差し出すもの。長さ24.8×幅9.5×厚さ3.4cm程の木の札。右側に出身地・官職・爵位・姓名などを書き 中央の上部に謁と小字で書いてある。


漢代末期に始まり、六朝時代に入って普及し、魏や晋の時代に最も流行する。幅3.4cm 厚さ0.4~0.6cm 「謁」よりせまく薄い木の札。
中央に姓名・官職・出身地などを記するが、姓名と挨拶の言葉だけのものもある。

名刺・名帖・名紙
唐代より刺に紙を用いるようになり、名刺・名帖・名紙と呼ばれるようになった。
宋・元時代には名刺と名帖が併用されたという。この頃「名刺」という言葉が
日本へ伝わったようだ。

門状・門帖
宋代の短い手紙ほどのもの。 下のものが上司に面会を求める時に多く使われる。


回答プロセス
(Answering process)
名刺の歴史的事項は「近世事物起源考」[ほか]にあったが、語源については触れていなかった。
漢字の語源なので中国から由来するのではと「中国文化のルーツ」にあたる。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
通過儀礼.冠婚葬祭  (385 9版)
参考資料
(Reference materials)
「中国文化のルーツ」上巻 郭伯南[ほか]著 東京美術 1989年
「近世事物起源考」 速水健夫著 魚住書店 1966年
「明治事物起源」 8 石井研堂著 筑摩書房 1997年
キーワード
(Keywords)
名帖
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
「名刺」の歴史についてはレファレンス協同データベースに次の記載がある。
https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000039325
なお一応回答はされていますが、引き続き付則情報等があればコメントでお寄せいただければありがたいです。
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
団体
登録番号
(Registration number)
1000046254解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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