レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 180822
- 登録日時
- 2006/11/22 02:11
- 更新日時
- 2010/06/22 16:37
- 管理番号
- 秋田-0712
- 質問
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仏教美術装飾における「グレコ・ローマン系」とはどんなものか。変遷・図柄等知りたい。
- 回答
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グレコローマンについては、「ギリシャとローマの」という形容詞で漠然とギリシャローマ様式を指す。仏教がインドから広まる過程で、ギリシャローマ的文化と仏教教義が融合しガンダーラ美術がうまれたとされる。仏像の特色は「波打っている髪型、鼻筋通り・・・・・」で造形にギリシャローマ神像彫刻の影響があるとされる。日本においては、法隆寺中門にエンタシス(胴張り)の柱があり、このエンタシスの柱は古くは中国、遠くはギリシャ神殿に見られる。「エンタシス」については円柱の輪郭を中ほどで外にふくらませた曲線でギリシャ古典様式とのこと。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術史.美術史 (702 8版)
- 参考資料
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- 『新潮世界美術辞典』『仏教美術入門』『法隆寺』『寺社建築の歴史図典』『日本名建築写真選集第4巻』
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- ビジネス
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000031656