調べ方マニュアル詳細
- 調べ方作成日
- 2011年3月1日
- 登録日時
- 2019/11/16 12:57
- 更新日時
- 2019/11/30 18:03
- 管理番号
- 滋2019-調マ30
- 調査テーマ
-
完成
滋賀県の人物を調べるには
- 調べ方
-
滋賀県立図書館の刊行物「ナマズの知恵袋」第28号のテーマは「人物調査」。調べ物に役立つ情報を紹介します。
≪トピックス≫ ヤンマーディーゼル創業者「山岡孫吉」を調べると
参考資料室でもっとも多い調べ物は、人物についての調査です。特に、滋賀県ゆかりの人物は、この部屋の資料を使って調査を進めます。基本的な事典から地域の資料へと情報のすそ野がひろがります。
①『人物レファレンス事典 』古代~平成編ほか 日外アソシエーツ編刊 [R-2810-ニ](20冊)
※1983年の創刊から改訂を重ね、古代~平成初までの人物22万人について、どの事典に掲載されているかということを示してくれる二次索引です。この1冊を引くと72冊の人名事典を引いたことになります。
明治大正昭和(戦前)編によると、山岡孫吉は『現代日本朝日人物事典』のほか合計5つの事典に掲載されていることがわかります
➁『「現代日本」朝日人物事典』朝日新聞社編刊 1990年[R-2810-ア]
※山岡孫吉1888~1962年 発明家、経営者。滋賀県生まれ。明治45年(1912)に吸入瓦斯発動機販売業を始める。大正期に農業用の石油エンジンを発明し、「トンボ印」と名づけようとしますが、すでにその商標は登録されており、トンボの王様のヤンマから「ヤンマー」と命名しました
③『滋賀県百科事典』同事典刊行会編 大和書房 1984年 [S-0300-84]
※肖像写真あり。伊香郡古保利村(現長浜市高月町)に生まれ、尋常高等科を卒業すると海外移住を志願しましたが、母のすすめで明治36年(1903)に大阪に出ました
④『近江人要覧』近江人協会編刊 第2版 1934年 [S-2800-34]
※肖像写真あり。昭和6年当時に活躍した1,500人余りの人物を収録している本書では、小型石油発動機の販売台数が昭和初頭までに3万5千台を突破したことがわかります
⑤『燃料報国-ヤンマー70年のあゆみ』ヤンマー70年史編纂委員会編纂 ヤンマーディーゼル株式会社 1983年 [5-5306-83]
※ヤンマー創業当時の息吹が伝わってきます
『ヤンマー記念写真帖』山岡発動機工作所[編]刊 出版年不明 [5-5371- ]
⇒ほかにも役立つ情報が満載! 詳しくは、関連ファイル欄のPDFをご覧ください。
また、滋賀県立図書館の「ナマズの知恵袋」バックナンバーは、コチラ↓
http://www.shiga-pref-library.jp/publication/namazu/
- NDC
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- 日本 (281)
- 参考資料
- キーワード
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- 人名辞典
- 備考
- 登録番号
- 2000026479