調べ方マニュアル詳細(Detail of search guide data)
提供館 (Library) | 島根県立図書館 (2110035) | 管理番号 (Control number) | 島根県調2021-6 | |||||
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調べ方作成日 (Creation date) | 2021年10月09日 | 登録日時 (Registration date) | 2021年10月09日 13時25分 | 更新日時 (Last update) | 2022年06月08日 12時12分 | |||
調査テーマ (Title of the search guide) | 永井隆について調べる | |||||||
調べ方 (Contents of the search guide) | 永井隆(1908-1951)は島根県出身の医者・作家。松江市で出生し雲南市三刀屋町で育つ。長崎医科大学へ進学し医師となるが、戦時中のフィルム不足により直接透視の胸部X線検査を行っていたため放射能過量照射により白血病となる。1945年に長崎への原子爆弾投下により被爆、重傷を負いながらも救護活動を行い、「原子爆弾救護報告」を作成し大学へ提出する。その後、病床に伏しながらも「長崎の鐘」「この子を残して」「ロザリオの鎖」などを執筆した。(参考文献『島根県歴史人物事典』ほか) ここでは主に伝記と作品を紹介する。 【永井隆の人生について調べる】 『「平和」をいつまでも-永井隆博士-』きしもとみつこ(絵)、三刀屋町教育研究室(文)/1994年-永井隆の生涯を絵本で紹介。文中の難しい漢字や言葉には読み仮名や脚注をふる。 『平和への祈りは、ここから生まれた-少年時代の永井隆-』村尾靖子/三刀屋如己の会/2008年-永井隆の生涯をイラストと文章でわかりやすく紹介。上段にイラスト(漫画)、下段に文章(漢字に読み仮名あり)。 『永井隆さんの生い立ちガイドブック(1)「おじいさんとおとうさん」~「大学を卒業して」』雲見の里いいし/2021年-永井隆の生涯を地元に伝わるエピソードを中心に紹介。写真も豊富に載せる。巻末には永井家系図を掲載。 『永井隆-平和を祈り愛に生きた医師』中井俊已/童心社/2007年-永井隆の生涯をわかりやすく紹介。漢字には読み仮名をふる。巻末には年譜を載せる。 『永井隆 原爆の荒野から世界に「平和を」』ひかりをかかげて/片山はるひ/日本キリスト教団出版局/2015年-永井隆の生涯をわかりやすく紹介。 『永井隆 長崎の原爆に直撃された放射線専門医』永井誠一/サンパウロ/2000年-永井隆の長男・誠一(まこと)氏による伝記。永井隆の身近にいた存在として、かなり詳細に記述されている。 【永井隆の書いた作品】 『永井隆全集』1~3巻/永井隆(著)、永井徳三郎(監修)/サンパウロ/2003年-永井隆の著作集。監修者は隆の孫・徳三郎氏。「この子を残して」「原爆雲の下に生きて」「如己堂随筆」「原子野録音」「村医」「乙女峠」などのほかに、「原子爆弾救護報告」「生命の河」も収録。 『この子を残して』永井隆/ゴマブックス/2015年 『乙女峠 津和野の殉教者物語』アルバ文庫/永井隆/サンパウロ/2012年 『長崎の鐘』平和文庫/永井隆/日本ブックエース、日本図書センター(発売)/2010年 『新しき朝 短歌集』永井隆/聖母の騎士社/1999年 『平和の使徒 永井隆のことば』サンパウロ/2020年-永井隆の著作の中から言葉を抜粋し編集。挿絵も隆の自筆画。 | |||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | ||||||||
キーワード (Keywords) | ||||||||
備考 (Notes) | ||||||||
登録番号 (Registration number) | 2000027169 | 完成/未完成 (Complete / Incomplete) |