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調べ方マニュアル詳細(Detail of search guide data)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-027
調べ方作成日
(Creation date)
2016/10/11登録日時
(Registration date)
2016年10月14日 15時12分更新日時
(Last update)
2016年10月19日 12時39分
調査テーマ
(Title of the search guide)
LGBTについて調べる 埼玉県立熊谷図書館 調べものに役立つ資料案内
調べ方
(Contents of the search guide)
■ 今回のテーマ ■
最近ニュースで耳にするけどよく分からない言葉に出会ったとき、あなたならどうしますか。図書館を使ってより深く調べるなら、こんな方法があります。今回は「LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)」を例にご紹介します。
4つのアルファベットが示すのは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー。その他にも、「性的マイノリティー」が少なからずいます。あなたもあなたの周りの人も、ありのまま認められて生きることができたらいいなと思いませんか。10月11日はカミングアウトデーです。性指向・性自認の多様性が認められる社会になりつつ今、人びとの認識向上を目的とした記念日の機会に、「LGBT」を調べてみましょう。

■ キーワード ■ 主なキーワード:LGBT 性的マイノリティー 性指向 性自認

■ 関連資料・情報の集め方 
1 キーワードをつかまえる:辞書・事典で調べる

辞書・事典では、言葉の定義やおおまなか歴史を確認することができます。調べようとする言葉を辞書や事典で確認するとともに、似ている言葉やそれを含む広い意味の言葉などから、いくつかのキーワードを探してみましょう。

(1) 言葉の辞典で調べる。
『現代用語の基礎知識 2016』(自由国民社編 自由国民社 2016)
索引をみると、「LGBT」は、「p814,p1141」とあるので、そのページを開くと次のように載っています。
p814「医療健康 性」の項に、LGBT レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字の総称。性的マイノリティーともいう。大多数を占めると思われている異性愛に対して、同性愛、両性愛、性同一性障害を指し、性の多様性を指している。」
p1141「外来語 欧文略語」の項に、「LGBT 〔lesbian, gay, bisexual, transgender〕 レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー。性的マイノリティーが自らをポジティブに呼ぶ名。GLBTとも。」

『日本国語大辞典 第2版』(小学館 2000-2002)
50万項目、100万用例を収録し、語源や初出年代に詳しい国語辞典です。全14巻。

『広辞苑 第6版』(新村出編 岩波書店 2008)
約24万語を収録した国語辞典。日本語として定着したか定着するであろう言葉の辞典。古い版で当時の捉え方を確認することもできます。

(2) 女性史や性問題の事典で調べる。
『日本女性史大辞典』(吉川弘文館 2008)
女性に関係したさまざまな分野を網羅した総項目3100余の辞典です。

『セクシュアリティ基本用語事典』(ジョー・イーディー編著 明石書店 2006)
400に及ぶ基本用語を収録し、言葉の背景や議論も示している辞典です。

『〈同性愛嫌悪(ホモフォビア)〉を知る事典』(ルイ=ジョルジュ・タン 2013)
フランス語による原書の発行は2003年です。解説(p599-608)に、2003年から2012年のできごとをまとめて掲載しています。

2 簡潔な解説でざっくり理解する:雑誌・新聞で調べる

雑誌・新聞では、一般向けに書かれることが多いため、簡潔な専門家による一般向けで簡略な解説を見つけることができます。また、現在の問題、解決策・意見について、図書と比較すると断片的ではあっても最新のものを見ることができます。
最新号に近い号で、新しい情報を確認しましょう。古い号ならば、発行当時の捉え方を発見しましょう。辞書・事典には載っていなかった言葉が解説されている場合もあります。雑誌記事を検索するには、以下のサイトやオンラインデータベースを調べてみましょう。

「CiNii Articles」
国立情報学研究所の作成したデータベースで、学協会刊行物、大学研究紀要など、1900万件を超える学術論文を中心に検索できます。

「NDL-OPAC 雑誌記事検索」
国立国会図書館が収集・整理した国内の雑誌の記事・論文のデータベースです。「CiNii Articles」に比べ、幅広い分野の雑誌記事が収録されています。

商用データベース(各データベースの説明は、「データベース紹介」( https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/business/database.html )をご覧ください。
magazineplus(マガジンプラス)
聞蔵IIビジュアル
ヨミダス歴史館
毎索
日経テレコン21

こんな特集記事が見つかりました。
「特集:LGBTと弁護士業務」(『自由と正義』67巻8号 日本弁護士連合会 2016.8 p8-36)
「特集「セクシュアル・マイノリティへの現状と課題解決に向けて」」(『法律のひろば』69巻7号 ぎょうせい 2016.7 p4-52
「特集「セクシュアル・マイノリティ」」(『月報司法書士』533号 日本司法書士連合会 2016.7 p4-42)
「特集:性的少数者と人権」(『人権と部落問題』886号 部落問題研究所 2016.6 p6-46)
「特集2:性の多様性と学校での対応」(『教育と医学』63巻10号 慶應義塾大学出版会 2015.10 p54-91)

3 より詳しい解説を踏まえて、考えを整理する:図書で調べる

新聞・雑誌の記事に比べてまとまった内容、より詳しい解説、より詳しい歴史や、事例紹介・取組み例を見るために、図書資料を探しましょう。
ステップ1、ステップ2の過程で見つけたキーワードを入力して、図書館の所蔵資料を検索します。
見つけた本にどんなラベルがついていますか? 図書館では、どう分類しているのか分かります。同じラベルの別の本を見てみましょう。調べるうちに、キーワードが増えてきましたか? そのキーワードで、さらに本を検索してみましょう。違う分類の本が見つかったら、その書架にも行ってみましょう。

(1)〈LGBT〉で検索して見つかった本を確認する。

『「LGBT」差別禁止の法制度って何だろう?』(LGBT法連合会編 かもがわ出版 2016)
何に困っているのか、何が解決されなければならないかを考えるための「困難リスト」あり。

『LGBTサポートブック 学校・病院で必ず役立つ』(はたさちこ〔ほか〕編著 保育社 2016)。

(2) 図書館にある本を、直接本棚で探す。

主題分類〈367〉(家族問題.男性・女性問題)、〈367.1〉(女性.女性論)、〈367.97〉(同性愛:ホモセクシャル,レズビアン)の本棚を見てみましょう。

『同性パートナー生活読本』(永易至文著 緑風出版 2009)

『セクシュアルマイノリティ』(セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク編著 明石書店 2012)

4 考えの軸を持って情報の海へ:インターネットで調べる

(1) 性的マイノリティーの支援団体や相談窓口

「NHK 虹色 LGBT特設サイト」(日本放送協会 http://www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/
「お役立ち情報・相談窓口」に、電話相談、コミュニティースペース、支援団体の一覧があります。

「埼玉県内相談窓口」(埼玉県の男女共同参画センター「With You さいたま」 http://www.pref.saitama.lg.jp/withyou/counsel/contact/index.html
埼玉県内各機関の相談内容と相談窓口の一覧があります。

(2) 国や県の政策や方針

国や県ではどんな政策や方針を持っているのでしょうか。《Google》を検索するときのキーワードに〈site:go.jp〉〈site:lg.jp〉を追加して、国の機関のウェブサイトや地方自治体のウェブサイトに限定して調べる検索方法があります。

「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について(教職員向け)」 (文部科学省 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/04/1369211.htm

「性的指向及び性同一性障害を理由とする偏見や差別をなくしましょう」(法務省 http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00126.html

「さまざまな人権 「みんなの人権 人権ってなんだろう?」」(埼玉県 https://www.pref.saitama.lg.jp/a0303/samazama.html
「お役立ち情報・相談窓口」に、電話相談、コミュニティースペース、支援団体の一覧があります。

(3) 当事者・支援者団体はSNSなどで情報を発信しています。当事者・支援者とつながるためのイベントやおすすめの本を探してみましょう。

《Google》を〈Twitter LGBT〉で検索してみましょう。Twitterアカウントをお持ちなら、興味のあるアカウントのフォロワーになることで継続して情報を収集できます。

「2016 Gay Pride Calendar」( http://www.gaypridecalendar.com/
世界各国の性的マイノリティ関連イベントの一覧があります。

「Open to all : serving the GLBT community in your library」(ALA http://www.ala.org/glbtrt/tools#toolkit
アメリカ図書館協会の取組みが分かります。図書館を真に開かれたものにするためのツールキットのほか、ブックリストもあります。

ウェブサイトの最終アクセス日は2016年10月5日
NDC
家族問題.男性.女性問題.老人問題  (367 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
LGBT
同性愛
性同一性障害
セクシュアル・マイノリティ
性的指向
性自認
備考
(Notes)
登録番号
(Registration number)
2000025319完成/未完成
(Complete / Incomplete)
完成
関連ファイル
(Related Files)

LGBTについて調べる

比較的新しい、あまり知られていない言葉を調べる一つの方法をまとめたもの
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