調べ方マニュアル詳細
- 調べ方作成日
- 2011年03月25日
- 登録日時
- 2011/03/25 19:31
- 更新日時
- 2015/03/13 17:39
- 管理番号
- oml-10-20110303
- 調査テーマ
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完成
住宅地図(過去の土地利用)
- 調べ方
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土壌汚染対策法への対応や所有者の推定など、過去の土地利用や居住者を調べるときのお役立ち情報です。
●住宅地図
現在、ゼンリンなどから出版されている冊子体の住宅地図は、おおむね昭和30年代に出版されはじめました。
今でこそ、各地域ともほぼ毎年新版が発行されていますが、時代をさかのぼるにしたがって出版間隔は2年、3年ごとなどと空いてきます。
したがって、たとえば「昭和○○年の東住吉区の住宅地図」が必ず存在するとは限りません。
・古い住宅地図が多く揃っている図書館
大阪市内では、大阪市立中央図書館、大阪府立中之島図書館の2館が、住宅地図のバックナンバーを多く所蔵しています。
「おおさか資料室」大阪市立中央図書館所蔵 住宅地図バックナンバー一覧(大阪市内)(PDF)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=876 (2015.3.10.確認)
大阪府立中之島図書館所蔵住宅地図一覧《大阪市》
http://www.library.pref.osaka.jp/site/central/lib-map-j-map-j-map-city-central.html (2015.3.10.確認)
●住宅地図以外の資料を活用する
国土地理院の「地形図」や、市販の地図帳、一枚ものの地図でも、主要なランドマーク(官公庁、学校、工場など)の名称が記載されている場合があり、地図記号や塗り分けによって、その地点が農地だったが宅地だったか等、過去の土地利用状況を推定することができます。
正確に測量された地図としては、明治18年(1885)の『実測大阪市街全図』が最も古い所蔵資料となります。
また、国土地理院の地形図は、陸地測量部発行の明治20年前後のものから所蔵しています。
●電話帳を活用する
過去の電話帳は、社名や個人名など、所有者名に心当たりがある場合には、電話番号とともに住所が表示されているため、有用な資料となります。
電話帳は、明治42年の大阪郵便局刊『電話番号簿』が最も古い所蔵資料となります。
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 住宅地図
- 土地利用
- 備考
- 登録番号
- 2000016381