調べ方マニュアル詳細(Detail of search guide data)
提供館 (Library) | 沖縄県立図書館 (2110045) | 管理番号 (Control number) | 03 | ||||
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調べ方作成日 (Creation date) | 2022年03月16日 | 登録日時 (Registration date) | 2022年03月16日 16時53分 | 更新日時 (Last update) | 2022年03月25日 15時06分 | ||
調査テーマ (Title of the search guide) | 沖縄について調べる(地名編) | ||||||
調べ方 (Contents of the search guide) | 沖縄県内の地名の読み方や由来等を調べる際に、参考となる資料をご紹介します。 1.沖縄県立図書館の蔵書 『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会編、角川書店、1986年)【K29/KA14/47】 「総説」「地名編」「地誌編」「資料編」の4部門に分かれ、地名編は五十音順、地誌編は市町村別に編集されている。資料編も充実しており、小字一覧、戦後行政機構の変遷、間切市町村沿革表、琉球国王統図、沖縄県参考図書目録などを収録。 『増補 大日本地名辞書 第8巻 北海道・樺太・琉球・台湾』(吉田東伍著、冨山房、1970)【K29/D25】 初版は明治42年(増補版発行は明治45年)。琉球の項は東恩納寛惇が執筆している。汎論として「土地制度」「地名概説」を収録、各説では各地域について説明する。附説に奄美大島を含む。一部の寺社や名勝についても記載あり。 『沖縄県の地名 日本歴史地名大系 第48巻』 (平凡社地方資料センター/編、平凡社、2002)【K29/O52】 総合的な視点を重視し、基本的史資料・文献はもとより、種々の古文書や土地の口承伝承を網羅して紹介。現在地名とは別に、自然・遺跡・交通と産業・文化等の項目別に歴史地名を収録して解説。特別付録「復刻 沖縄県全図─20万分の1図」あり。 『沖縄県市町村別大字・小字名集』(沖縄県土地調査事務局編・刊、1976年)【K29/O52】 大字・小字ともにフリガナ付き。 『沖縄地名総集』(大城盛光編著、むぎ社、1995年)【K29/O69】 上掲『沖縄県市町村別大字・小字名集』(沖縄県土地調査事務局)をもとに、50音順で大字・小字名とその所在が検索できる索引本。付録として「類似大字地名」「類似小字地名」および「接頭辞」を収録。 『南島風土記』(東恩納寛惇著、沖縄財団、1950)【K29/H55】 副書名は「沖縄・奄美大島地名辞典」。上掲の『大日本地名辞書 8巻』琉球篇を骨子として書き下ろされたもの。項目索引付き。 『沖縄地名考 県下の地名、三百四十一の意味を解く』(宮城真治著、沖縄出版、1992)【K29/MI73】 名護市が1988年に発行した資料の新装版。地名の由来として地勢・地質・位置・生物・人事などの面から解説している。また、「沖縄」という名称の由来や「首里」「羽地」「運天」「美里」について考察した「沖縄地名論考」を収録。 『南島地名考 おもろから沖縄市誕生まで』(田名真之著、ひるぎ社、1984年)【K29/D35】 沖縄の地名を「古琉球の地名」「近世の地名」「近代の地名」「現代の地名」のように時代ごとにわけ、解説している。 『南島の地名』第1集~第6集(南島地名研究センター編、南島地名研究センター又はボーダーインク、1983~2005年)【K29/N48/1~6】 1982年に発足した南島地名研究センターの機関誌。研究者等による論文集であり、さまざまな地域・テーマが取り上げられている。第6集はセンター初代代表であった仲松弥秀氏のカジマヤー記念号。 『地名を歩くー奄美・沖縄の人・神・自然』増補改訂(南島地名研究センター編著、ボーダーインク、2006年)【K29/N48】 「琉球新報」の連載記事をまとめた初版(1991年刊)の内容を見直した増補改訂版。一記事あたり2、3ページ程度で読みやすい。「地名のあらまし」「島の名称」「集落の名称」「地形・水に由来する地名」「海岸・海地名」「歴史・民俗を伝える地名」「新しい地名・消えた地名」の各テーマに分けてまとめられている。 『沖縄の地名の由来-地名語源伝承集成』(崎原恒新著、月刊沖縄社、1985年)【K29/SA42】 村々の地名について、おもに民俗学の立場から考察したもの。地名関係文献紹介あり。命名の理由別に各地を概観した「地名の命名」や、資料篇として「沖縄の地名語源伝承集成」などを収録。 2.オンライン情報 県内市町村字史(誌)等共同所蔵目録 当館と県内市町村立図書館等との協同作成による市町村史・字史(誌)等の目録です(最終更新:平成29年4月)。以下のページよりダウンロードできますので、ぜひご活用ください。 https://www.library.pref.okinawa.jp/about-okinawa/cat3/post-3.html 3.特定の地域または地名を調べる 特定の地域を調べるための資料の一部を紹介します。蔵書検索システム(OPAC)では、地名や町名などをキーワードに指定して検索することができます。また、市町村史(誌)で地名編が発行されている場合があります。 『琉球と沖縄の名称の変遷』(小玉正任著、琉球新報社、2007年)【K29/KO18】 「琉球」と「沖縄」という名称の由来について、くわしく史料を調査して述べたもの。 『ふぁるやま-イギミの里・地名考-』(福地曠昭著、那覇出版社、1983年)【K29/F74】 大宜味村に古くから伝えられてきた地名を、字別で詳細に紹介している。 『首里の地名-その由来と縁起』(久手堅憲夫著、第一書房、2000年)【K29/KU16】 内容は「王都始源説と地名シュリの縁起」「首里城と城内の地名」「首里の地名」「地点地名総覧(各町別)」の四項目で構成される。首里の地名を詳しく収集・解説している。 『久米島の地名と民俗』(仲村昌尚著、『久米島の地名と民俗』刊行委員会、1992年) 【K29/KU37】 久米島の地名について、地元の情報・伝承をまとめたもので、「地名概観」「久米島各字(大字)の小地名」「文献にみえる地名」等の項目からなる。 『北谷町史』第3巻(下) 民俗 下 資料編2(北谷町史編集委員会編、北谷町役場、1994年)【K22/C36/3】 第三章「地名」の項目あり。北谷の地名、海岸地名、海域地名、海と祭祀・祭祀場について収録されている。 『仲里村史』第六巻 資料編5 民俗(仲里村史編集委員会編、仲里村役場、2000年)【K23/N46/6】 仲里村は合併により2002年に久米島町となった村。第三章「仲里村の地名」の項目あり。久米島という地名、陸上地名概観、海岸地名概観、仲里村の海岸地名について収録されている。 『いしがきの地名 (1)』(石垣市役所総務部市史編集室編・刊、1989年)【K29/I73/1】 石垣市史研究資料として刊行。石垣市の字(大字)名・小字名、その由来や発音を紹介する。また、川・岬・浜の方言名などを収録。 『名護市の小字』(名護市史編纂室/編・刊、1986年)【K29/N26】 名護市史研究資料 31として刊行。名護市の小字名・由来などを字(大字)別に紹介する。 ※ 上記は情報の一部です。最新の情報やその他の情報もご確認下さい。 | ||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | |||||||
キーワード (Keywords) |
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備考 (Notes) | |||||||
登録番号 (Registration number) | 2000027413 | 完成/未完成 (Complete / Incomplete) | 完成 | ||||
関連ファイル (Related Files) |