調べ方マニュアル詳細
- 調べ方作成日
- 2015年03月07日
- 登録日時
- 2015/03/07 16:29
- 更新日時
- 2020/08/14 13:17
- 管理番号
- いわき総合-調3
- 調査テーマ
-
完成
「じゃんがら念仏踊り」に関する資料の探し方
- 調べ方
-
1.基本的な情報源で調べる(テーマの理解)
テーマの大まかな情報を、参考図書(辞書・事典・用語集など)を使って確認してみましょう。
【資料①】『日本民俗芸能事典』(第一法規) [R/386/ニ]
【資料②】『民俗芸能辞典』(東京堂出版) [R/386/ミ]
【資料③】『全国年中行事辞典』(東京堂出版)[R/386/ミ]
2.図書
(1)資料検索システムで調べる
書名・著者名・件名などにキーワードを入力して検索します。キーワードがあいまいな場合は、「~で始まる」(前方一致)、「~を含む」(中間一致)などの条件付けをうまく使いましょう。
(2)テーマごとの書架で探す
「じゃんがら念仏踊り」に関する資料は、大体まとめて置いてあります。
日本十進分類法では「386 年中行事.祭礼」という分類の場所に配架されています。
【資料④】『いわき市史 第7巻 民俗』
じゃんがら念仏踊りの構成・内容、沿革などについて記述あり。常磐上矢田町や鹿島町走熊地区などの歌詞や楽譜が掲載されており、音楽的な面からもじゃんがらを知ることができる。口絵にカラー写真あり。 1972 [K/210.1-1/イ]
【資料⑤】『福島県史 第23巻 民俗1』
P870から「磐城じゃんがら念仏踊り」という題で記述あり。じゃんがらの原型といわれる「月念仏」についても言及。じゃんがらの歴史、踊りの内容、日時・場所、服装・楽器などの項目にわけて説明している。 1964 [K/210.1-0/フ]
【資料⑥】『磐城誌料 歳時民俗記』
大須賀筠軒が書き記した民俗書。「七月盆中」に江戸時代のじゃんがらの姿が描かれている。本書は大須賀筠軒自筆稿本を底本として、2003年に翻刻・出版されたもの。 2003 [K/380/オ]
【資料⑦】『じゃんがら その姿と広がり』
いわき市教育委員会作成のリーフレット。じゃんがらの歴史などが簡単にまとめられている。じゃんがらの英語での簡単な説明もあり。 [K/386/ジ]
【資料⑧】『いわきのじゃんがら』
現存するじゃんがら実施団体と消滅した団体について、昭和53年にいわき市教育委員会が調査・報告したもの。現存する69団体については指導者氏名や実績、練習方法、由来などの記載あり。 1979 [K/386/イ]
【資料⑨】『いわきのじゃんがら念仏調査報告書』
「じゃんがら念仏踊り考」と題して、歴史的、民俗芸能それぞれの観点から記述あり。口絵にじゃんがら念仏踊りの写真や、分布図あり。各地区の活動団体のデータ(練習期間や場所、由来・沿革など)を掲載。巻末には、歌詞と楽譜が掲載されている。 1989 [K/386/イ]
【資料⑩】『福島の民謡とわらべ歌』
P190~193にじゃんがらの歌詞と楽譜が掲載されている。じゃんがらの簡単な解説とともに、祐天上人像と墓の写真も掲載されている。 1974 [K/388/フ]
【資料⑪】『ぢゃんがらの夏』(夏井芳徳 著)
ぢゃんがらを今に伝える人々の姿を追ったルポルタージュ。ぢゃんがらを守る人々の姿が、生き生きと描かれている。 1991 [K/386/ナ]
【資料⑫】『いわき伝統芸能フェスティバルの記録 第一回~第五回』
「じゃんがらのひろがりー念仏踊りの系譜」と題して、第一回いわき伝統芸能フェスティバルを開催。その際に出演した各団体の概要をまとめている。 1996 [K/386/イ]
【資料⑬】『浜通りの年中行事と食べ物』
P90にカラー写真とともに、歌詞とじゃんがらについての簡単な説明がある。 2001 [K/386/ヒ]
【資料⑭】『いわき市の文化財』(いわき市教育委員会 編)
市指定無形民俗文化財として、P193にカラー写真とともに紹介。 2003 [K/709/イ]
【資料⑮】『ぢゃんがらの国』(夏井芳徳 著)
明暦2(1656)年7月14日、いわきの地で初めて踊られ、その後、今日まで伝承され、育まれてきた「ぢゃんがら」。しかしその間、「ぢゃんがら」が歩んだ道筋は決して平坦なものではなかった。本書では、「ぢゃんがら」が歩んだ道筋やかつての姿、さらには、「ぢゃんがら」と人々のとの関わりなど、「ぢゃんがら」にまつわる事柄の一つひとつを丹念に取り上げ考察している。 2012 [K/386/ナ]
【資料⑯】『じゃんがらブック』
いわき市文化活用実行委員会発行のリーフレット。じゃんがらがいつ初めて踊られたのか、じゃんがらの移り変わりなど、コンパクトながら充実した内容となっている。 2013 [K/386/ジ]
3.逐次刊行物
郷土史関係の逐次刊行物は次のようなものがあります。
【資料⑰】『いわき地方史研究』(いわき地方史研究会)[K/210.0-1/イ]
いわきの古代~近代にわたっての論考・研究ノート・史料紹介などが寄稿されている。
【資料⑱】『潮流』(いわき地域学會)[K/051/チ]
地質学・地理学・歴史学・考古学・民俗学・生物学他の立場から、総合的な観点でいわきにアプローチしている。
4.インターネットで情報収集
○いわき市暮らしの伝承郷 ホームページ(民俗資料) http://www.denshogo.jp/minzoku.html
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 民俗芸能
- 年中行事
- 市指定無形民俗文化財
- 備考
- 登録番号
- 2000023358