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調べ方マニュアル詳細(Detail of search guide data)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-054
調べ方作成日
(Creation date)
2020年4月1日登録日時
(Registration date)
2020年10月28日 16時58分更新日時
(Last update)
2021年01月22日 14時53分
調査テーマ
(Title of the search guide)
クラシック音楽の調べ方 ベートーヴェンを知るには? 埼玉県立久喜図書館 調べ方案内 Milestone no.54
調べ方
(Contents of the search guide)
■今回のテーマ■
2020年はベートーヴェンの生誕 250 年を記念して各地で様々な催しが開かれている。また、第九演奏会が年末の風物詩となっているように、日本でもクラシック音楽の演奏会が私たちの日常に根付き、普段からお気に入りのCDやレコードでクラシック音楽を聴いている方も多い。今回は「ベートーヴェン」の調べ方を例に、クラシック音楽の調べ方を紹介する。

1 クラシック音楽の用語を調べる。
『クラシック音楽事典』(戸口幸策監修 平凡社 2001)
 クラシック音楽の情報に絞り、作曲家や演奏家などの人名項目、古楽、現代音楽関連項目などをまとめた事典である。現代の演奏家や楽団の情報が充実しており、さらには出版当時のインターネット情報ガイドも掲載している。
『音楽大事典 1-6』(平凡社 1981-1983)
 クラシック音楽はもちろん、世界中の全分野の音楽に関する用語の解説がまとめられた総合的音楽事典である。
『ラルース世界音楽事典 上・下』(遠山一行[ほか]編  福武書店 1989)
 あらゆる時代および国の音楽に関する情報とその分析について約8,000項目を収録した事典である。声楽曲や器楽曲が独立項目として多く掲載されており、作品事典としての性格が強い資料である。
《Japan Knowledge》(ネットアドバンス)
 70以上の辞事典、叢書、雑誌が検索できる国内最大級の辞書・事典サイトである。百科事典を含む複数の事典をまとめて検索可能である。最新版のデータや音楽用語を確認できる。

2-1 作曲家について調べる。
『クラシック作曲家事典』 (アルク出版企画編 渡辺和彦監修 学習研究社 2007)
 クラシックの代表的な作曲家600余人の情報を収録した事典で、国籍や生没年、代表曲と簡単なプロフィールを掲載している。作曲家ごとの「検索キーワード」があり、より詳しく調べることができる。
『クラシック作曲家大全 より深く楽しむために』(ジョン・バロウズ原書監修 芳野靖夫日本語版監修 日東書院本社 2013)
 写真や図をふんだんに用いてクラシック音楽を紹介した資料である。中世から時代順に代表的な作曲家の情報が記載されている。現代の作曲家の情報も充実している。クラシック音楽の概要や代表的な楽器の紹介もあり、入門書としても読むことができる。
『ラルース世界音楽人名事典』(遠山一行[ほか]編 福武書店 1989)
 『ラルース音楽事典』の中から、人名に関する項目のみ取り上げて編集された事典。
『音楽家研究文献目録 クラシック・民族音楽』(日外アソシエーツ株式会社編 日外アソシエーツ 2009)
 1980年から2009年6月までに刊行された日本語の図書・雑誌・紀要類からクラシック・民族音楽の作曲家・演奏家等2,452人に関する人物文献を収録した資料である。音楽家について、深く調査・研究する際の資料集めに利用することができる。

2-2 作曲家について調べる。(ベートーヴェンの場合)
 歴史的な人物は、その人物のみの情報を集めた事典が出版されていることがある。このような事典を使うと、人物をより詳しく調べることができる。
『ベートーヴェン大事典』(バリー・クーパー原著監修 平野昭[ほか]訳 平凡社 1997)
 この資料は、音楽作品の情報も掲載されていますが、人間像や歴史的背景、音楽的背景など、ベートーヴェン自身に関する情報を中心とした事典である。参考文献リストのほか、書簡やスケッチ、自筆譜の情報や、関係人名事典などベートーヴェンについて幅広い情報を調べることができる。
『ベートーヴェン事典 全作品解説事典』(平野昭[ほか]編著 東京書籍 1999)
 未完成作品も含めたベートーヴェン全作品の解説が、曲種ごとにまとめられた事典である。解説のほか、作曲年や初演、出版、楽曲構成、楽器編成、演奏時間が記載されている。また、ベートーヴェンの研究文献一覧、年譜や作品番号対照索引など、ベートーヴェンの研究に役立つ情報が掲載されている。
『ベートーヴェン完全詳細年譜』(大崎滋生著 春秋社 2019)
 ベートーヴェンの生涯の活動を1冊まるごとの年譜としてまとめた資料である。時系列順でベートーヴェンの詳細な活動を追うことができる。
『ベートーヴェン 偉大な創造の生涯』(H.C.ロビンズ・ランドン著 深沢俊訳 新時代社 1970)
 ベートーヴェンの書簡や日記帳、関係人物のベートーヴェン評をまとめた資料である。図版も数多く掲載されいる。

3 楽曲・演奏について調べる。
(1)楽曲(作曲年や演奏編成など)について調べる。
『クラシック音楽作品名辞典』(井上和男編 三省堂 2009)
 作曲家1,240名、作品名総数43,900点の情報を収録した辞典である。作曲家名順に情報が掲載されており、曲名(日本語と原綴り)と作曲年、編成、初演情報を知ることができる。
『クラシック名曲初演&初録音事典』(平林直哉著 大和書房 2008)
 クラシック音楽について、初の公開演奏を「世界初演」、レコード化する目的で発売した録音を「世界初録音」とし、作曲者名順にその代表曲の情報をまとめた事典である。演奏者やエピソードが記載されている。
『音楽教科書掲載作品10000 歌い継がれる名曲案内』(日外アソシエーツ株式会社編 日外アソシエーツ 2011)
 1949(昭和24)年から2009(平成21)年までの小・中・高校の音楽教科書に掲載された楽曲を作者ごとに記載した目録である。作品名索引があり、作者・楽曲どちらからでも調べることができる。
『ラルース世界音楽人名事典』(遠山一行[ほか]編 福武書店 1989)
 『ラルース音楽事典』の中から、作品に関する項目のみ取り上げて編集された事典である。調べたい楽曲が決まっている時に役立つ。

(2)楽器(種類、構造など)について調べる。
『世界の楽器百科図鑑 楽器の起源と発展』(マックス・ウェイド=マシューズ著 別宮貞徳監訳 東洋書林 2002)
 世界中の楽器を写真も交えながら紹介した資料である。音楽の歴史についてもわかりやすく記述されていて、簡単な用語解説もある。
『ピアノ図鑑 歴史、構造、世界の銘器』(ジョン=ポール・ウィリアムズ著 元井夏彦訳 ヤマハミュージックメディア 2016)
 写真やイラストを交えてピアノの歴史や構造について詳しく紹介した資料である。世界的なピアノメーカーも紹介されている。
『図解弦楽器用語事典』(ジョー・ノルドリリョ著 松村洋一郎監修 ヤマハミュージックメディア 2015)
 弦楽器について、楽器名や部位、演奏に関するものまで、幅広い用語をまとめた資料である。構造や部位は図を交えて解説されている。

(3)指揮者や演奏者について調べる。
『最新世界の指揮者名鑑866』(音楽之友社 2010)
 歴史的な指揮者から現役まで、外国人編766名、日本人編100名の指揮者を紹介。生没年と出身国のほか、特に著名な指揮者については詳細な解説と編集者お薦めのCDやDVDの紹介あり。
『日本のプロフェッショナル・オーケストラ年鑑2018』(日本オーケストラ連盟 2019)
 日本オーケストラ連盟に加入しているプロフェッショナル・オーケストラ36団体の組織と年間の活動概況がまとめられている。団体情報を調べられるほか、開催した国内外の演奏会とプログラムを調べることができる。
『日本の演奏家 クラシック音楽の1400人』(日外アソシエーツ株式会社編 日外アソシエーツ 2012)
 日本人の演奏家の情報をまとめた資料である。プロフィール、所属団体や経歴のほか、代表的な人物については代表作となる作品のCD情報を掲載している。

4 楽譜を探す。
《楽譜ネット》( http://www.gakufu.ne.jp/search/keyword.php  楽譜ネット)
 曲名・作詞者・作曲者・歌手名から、探している楽譜がどの資料に掲載されているか検索できる。
《楽譜:全音ウェブサイト》( http://www.zen-on.co.jp/score/  全音楽譜出版社)
 全音楽譜出版社で出版している楽譜を検索することができる。「オーケストラ」や「ピアノ」などのジャンルからも検索可能。
《IMSLP ペトルッチ楽譜ライブラリー》( https://imslp.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8  Project Petrucci LLC)
 パプリックドメインとなった楽譜を中心に、世界中の楽曲の楽譜がPDF等のファイルで公開されている海外のウェブサイト。ベートーヴェンの楽譜もある。

5 CD・レコードの情報を調べる。
『作曲家別クラシックCD&LD DVD総目録 2000年版』(レコード芸術編 音楽之友社 2000)
 2000年1月までに市販されたクラシックのCD、LD、DVDを作曲家別に分類し、収録した目録である。オムニバスCDも曲種ごとに分け、演奏者名アルファベット順に配列されている。同じ音楽之友社から『作曲家別クラシック・レコード総目録』も出版されている(1990年版まで)。
『レコード芸術』(音楽之友社 〈月刊〉)
「新譜月評」「新譜CD&ビデオ一覧表」「海外版REVIEW」など新譜CDの情報が数多く取り上げられている。また、毎年の1月号に「レコードイヤーブック」という別冊付録があり、前年に国内で販売されたクラシック音楽のCD・DVD/BDの情報をまとめて見ることができる。

6 コンサート情報を調べる。
『音楽の友』 (音楽之友社 〈月刊〉)
 毎月の別冊付録「コンサート・ガイド & チケット・インフォメーション」にその月に国内で開催されるコンサートの情報がまとめられている。また、本誌には開催された演奏会のレビューが掲載されている。
『Web版コンサート・ガイド』( https://www.ongakunotomo.co.jp/concert/  音楽之友社)
 国内で開催されるコンサートを検索できるウェブサイト。出演者や団体などからのフリーワード検索のほか、期間や開催場所、ジャンルを絞って調べることもできる。
『音楽現代』(芸術現代社 〈月刊〉)
 毎月の注目の演奏会についてプレビュー記事が掲載されている。また、その他の国内演奏会の情報や新譜評など、クラシック音楽の幅広い情報が紹介されている。
『Philharmony(フィルハーモニー)』(NHK交響楽団〈月刊〉)
NHK交響楽団が開催するコンサートの情報がまとめられている。また、公演プログラムについて詳しい解説もある。

7 自分で資料を探すには
(1)図書館にある資料を探す。
 ▼“音楽”に関連した本を探す際の分類コード
 図書館の本は、共通した分類番号を元に各書棚に並んでいる。そのため、分類番号を参考に資料を探すことができる。
 クラシック音楽に関する分類番号は、下記の通り。
 【76】音楽.舞踊
  【760】音楽  【762】音楽史、各国の音楽  【763】楽器. 器楽
  【764】器楽合奏  【765】宗教音楽.聖楽  【766】劇音楽  【769】舞踊.バレエ

 ▼参考図書(Reference book)を使って探す。
 図書館には、「本を探すための本」が数多くある。ここでは、クラシックに関する図書を探すための本を紹介する。
『音楽・芸能レファレンスブック』(日外アソシエーツ株式会社編 日外アソシエーツ 2016)
 音楽・芸能に関する書誌、事典、ハンドブックなど参考図書の目録である。p.166~の「クラシック全般」の項目に、クラシックに関する参考図書が数多く紹介されており、調査のはじめの一歩として役立つ。
『西洋人物レファレンス事典 音楽篇』(日外アソシエーツ株式会社編 日外アソシエーツ 2012)
 西洋音楽分野の人物が、どの事典にどの名前で掲載されているかが一覧できる総索引である。人名のほか、活動年代や国名、肩書、業績など最低限のプロフィールも記載されている。日本人については、『人物レファレンス事典 音楽篇』(日外アソシエーツ株式会社編 日外アソシエーツ 2013)で調べることができる。

 ▼インターネットで探す。
 図書館の資料は、以下のようなウェブサイトで検索することができる。検索の際は、探している作家や作品の名前をキーワードに入れて検索する。
《埼玉県内図書館横断検索》( https://www.lib.pref.saitama.jp/calil/index.html  埼玉県立図書館)
 埼玉県内の市町村立図書館等の蔵書を一度に検索することができます。
《国立国会図書館サーチ》( http://iss.ndl.go.jp/  国立国会図書館)
 国立国会図書館が所蔵する全ての資料をはじめ、全国の公共図書館、公文書館、美術館や学術研究機関等が所蔵する資料を検索できる。
《CiNii Articles》( https://ci.nii.ac.jp/  国立情報学研究所)
 学協会刊行物・大学研究紀要・国立国会図書館の雑誌記事索引データベースなどの学術論文情報を検索することができる。また、一部の論文は、大学の機関リポジトリなどへのリンクが貼ってあり本文を読むこともできる。

(2)図書館以外の施設で探す。
 図書館以外にも、音楽に関する資料を持つ専門施設が数多くある。その中から、インターネット上で資料を検索できる施設を紹介する。
《東京文化会館音楽資料室》 ( https://www.t-bunka.jp/library/index.html  東京文化会館)
 クラシック音楽を中心に、民族音楽、邦楽、舞踊などの資料を無料で閲覧・視聴できる施設(中学生以上どなたでも入館可)である。音源資料約73,000枚、映像資料約4,200枚、楽譜約34,000冊、図書約20,000冊、音楽雑誌約690タイトル、1961年4月からの東京文化会館公演プログラムなどを所蔵している。蔵書検索で図書、雑誌、楽譜、CD、映像資料を検索できる。
《民音音楽博物館》( https://museum.min-on.or.jp/top.html  民音音楽博物館)
 西洋の音楽芸術を中心とした音楽専門博物館。音楽ライブラリーには、クラシック音楽を中心に12万点以上の録音資料、4万点を超す楽譜、3万冊の音楽書を所蔵している(要利用登録)。所蔵資料は、「民音音楽博物館WebOPAC」から検索できる。
《歴史的音源》( https://rekion.dl.ndl.go.jp/  国立国会図書館)
 国立国会図書館デジタルコレクション内の資料のうち、歴史的音源のみを検索・再生するためのウェブサイトです。1900年初頭から1950年頃までに国内で製造されたSP盤及び金属原盤等に収録された音楽・演説等、約5万の音源を検索・再生できる。
(注)インターネット上で再生できるのは、パブリックドメインの音源のみ。それ以外は、配信提供参加館となっている施設および国立国会図書館の館内のみで視聴が可能である。
NDC
音楽  (760 9版)
音楽史.各国の音楽  (762 9版)
楽器.器楽  (763 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
音楽 (西洋)
作曲家-ヨーロッパ
van Beethoven Ludwig(ファン ベートーヴェン ルートヴィヒ)
備考
(Notes)
登録番号
(Registration number)
2000026743完成/未完成
(Complete / Incomplete)
完成
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