調べ方マニュアル詳細
- 調べ方作成日
- 2018年09月01日
- 登録日時
- 2020/08/13 17:48
- 更新日時
- 2020/08/13 17:53
- 管理番号
- いわき総合-調13
- 調査テーマ
-
完成
「いわきの戊辰戦争」に関する資料の探し方
- 調べ方
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1.基本的な情報源で調べる(テーマの理解)
テーマの大まかな情報を、参考図書(辞書・事典・用語集など)を使って確認してみましょう。
【資料①】『三百藩戊辰戦争事典 上』(新人物往来社)[210.6/サ-1]
2.図書
(1)資料検索システムで調べる
書名・著者名・件名などにキーワードを入力して検索します。キーワードがあいまいな場合は、「~で始まる」(前方一致)、「~を含む」(中間一致)などの条件付けをうまく使いましょう。
(2)テーマごとの書架で探す
いわき資料コーナーでは、主に「210.6 近代史」という分類の場所に置いてあります。
◆いわきの戊辰戦争を知る
【資料②】『いわき市史 第2巻 近世』
「第七章 いわき戊辰史」(P815~)は、約60ページにわたる詳細な記述となっており、いわきの戊辰戦争を知るための基本書。口絵図版7には、「磐城平藩降伏状」の写真がある。資料編として、『いわき市史 第9巻 近世資料』の「戊辰戦記」(P955~)がある。磐城平城総攻撃の様子を記した漆原市郎左衛門「磐城平藩戊辰戦争日録」(P963~)など収録。 1975 [地域/210.1-1/イ]
【資料③】『戊辰私記』(味岡禮質∥編)
旧磐城平藩士の味岡禮質の手記。いわきにおける戊辰戦争研究の基礎史料のひとつ。当時の磐城平城の絵図、6つの櫓の図が確認できる。本書は復刻版もあり。 1903 [地域/210.6-1/ボ]
【資料④】『復古記 第13冊 復古外記 白河口戦記・平潟口戦記・越後口戦記1』
新政府側からみた戊辰戦争のきわめて詳しい史料集、明治22年完成。当資料は、東京大学史料編纂所編集。「平潟口戦記」に磐城三藩の動向が詳述されている。また、『復古記 第15冊』には総索引が収録されている。 1975 [地域/210.6-0/フ]
【資料⑤】『磐城平藩戊辰実戦記 藩士十六人の覚書』
平安会(旧磐城平藩安藤家家臣の会)発行。平成22年に新たに発見された平藩士16名による戊辰戦争の記録集。読みやすさに配慮し、解説や口絵なども収録されている。 2013 [地域/210.6-1/オ]
【資料⑥】『古文書が語る磐城の戊辰史』
磐城平藩・泉藩・湯長谷藩や幕府領小名浜代官所の関係者が書いた日記や見聞録等の史料が、注釈や解題とともにまとめられている。 2018 [地域/210.6-1/イ]
【資料⑦】『図説 いわきの歴史』
「磐城の戊辰戦争」(P182)では、いわきの戊辰戦争についてわかりやすくまとめられている。戦死者の供養塔・墓の写真が掲載。 1999 [地域/210.1-1/イ]
【資料⑧】『坂下門外の変 閣老安藤対馬守信正の記録』(斎藤伊知郎∥著)
磐城平藩主・安藤信正の生涯をまとめた伝記。「十四 磐城平に戊辰の砲声」(P205~)では、豊富な写真とともにいわきにおける戊辰戦争について読みやすくまとめられている。 1982 [地域/210.5-1/サ]
【資料⑨】『磐城三藩の戊辰戦争 改訂増補版』(上妻又四郎∥著)
『戊辰私記』、『安藤対馬守信睦公』、『磐城平藩戊辰實戦記』、『復古記』、『復古外記』などをベースに、磐城三藩の戊辰戦争の全体像が詳述されている。改訂により、平城落城以降、平藩の新政府への帰順までが追記された。 2018 [地域/210.6-1/ア]
【資料⑩】『いわきの戊辰戦争』(夏井芳徳∥著)
いわきでの戦いの流れを上下2段構成で知ることができる。上段は、せりふを交えた小説のような形で書かれ、下段は、用語解説と上段の内容に関連した史料が引用されている。 2018 [地域/210.6-1/ナ]
◆迫る戦の火 各地での攻防
【資料⑪】『北茨城市史 上巻』
「第八章 第四節 幕藩制の崩壊と内乱の波及」(P810~)では、新政府軍の平潟上陸の様子などについての記述あり。 1988 [地域/213.1/キ]
【資料⑫】『磐城戊辰史』
前編では「小名浜戊辰始末」、後編では「明治戊辰の泉藩」について記述。小名浜・泉地区における戊辰戦争の詳細な記録、史料を収録している。「前編 附録一」(P54)では、二ツ橋仙台塚や中之作供養塔、七本松の碑の碑文を確認できる。 1968 [地域/210.6-1/イ]
【資料⑬】『内郷郷土史 上巻』
「第二章 第四節 九、平城攻防戦・内郷とその周辺」では、P127に内郷における旧磐城平藩士氏名の記載あり。 1986 [地域/210.1-1/ウ]
【資料⑭】『いわき市勿来地区地域史1』
「第2章の3 第5節 幕末の混乱と戊辰戦争」(P234~)では、主に勿来地区における戦闘について記述。各資料における鮫川攻防の記述内容をまとめた表や、いわき地方が登場する戊辰戦争関係の小説・ノンフィクションなども紹介している。 2012 [地域/210.1-1/イ]
◆戊辰戦争 その傷跡
【資料⑮】『舊平藩戊辰殉難者追憶』
平安会発行の戊辰戦争死傷者名簿。巻頭には、平・良善寺の「舊平藩戊辰殉難者墓地圖」を収録。 [1917] [地域/210.6-1/ヘ]
【資料⑯】『磐城三藩明治戊辰戦争餘聞』(齋藤笹舟∥著)
P56に東軍(同盟軍)の戦死者と怪我人の氏名(戒名あり)、P62には西軍(新政府軍)の戦死者の氏名が記されている。また、「九、磐城三藩後始末」(P69~)には処分後の磐城平藩、湯長谷藩の藩士名および石高が記されている。 1940
[地域/210.6-1/サ]
【資料⑰】『寛斉日記 奥羽出張病院日記を中心として』
新政府軍の野戦病院・奥羽出張病院の頭取だった関寛斉の記録。戦闘による負傷者の治療の様子などが記されている。『関寛斎 最後の蘭医』(戸石四郎∥著)にも奥羽出張病院の記述あり。 1982 [地域/915.5/カ]
3.逐次刊行物
【資料⑱】『いわき地方史研究』(いわき地方史研究会)[K/210.0-1/イ]
いわきの古代~近代にわたっての論考・研究ノート・史料紹介などが寄稿されている。
【資料⑲】『潮流』(いわき地域学会)[K/051/チ]
地質学・地理学・歴史学・考古学・民俗学・生物学他の立場から、総合的な観点でいわきにアプローチしている。
- NDC
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- 日本史 (210 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 磐城平藩
- 戊辰戦争
- 安藤信正
- 備考
- 登録番号
- 2000026691