レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2026年07月09日
- 登録日時
- 2026/07/09 09:37
- 更新日時
- 2026/07/09 09:58
- 管理番号
- 2026-008
- 質問
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解決
北條民雄の作品「癩院記録」に「新井新一」の『残照』という詩集が登場する。貴館データベースで検索すると「坂井新一」の『残照』という書籍がヒットする。これは北條民雄が著者名をあえて変更したのではないかと推察するが、確証がない。そこで下記の点を知りたい。
1、著者・坂井新一について知り得る情報
2、北條民雄「癩院記録」に引用されている下記の詩は、坂井新一『残照』に記載があるか否か。
繃帯は/白い 小ぢんまりした丸顔で/チョコンと坐って居る//丈夫なとき/働いているとき/すっかり忘れられて繃帯よ/お前は戸棚の隅に転げて居る//ああ しかし/俺が傷つき痛んだとき/繃帯よお前はぐるぐる伸びて/疼く患部を優しく包温める/俺の唯一の保護者である//繃帯の長さは誰でも計れるだろう/だが俺は現在/計り知れぬ深い繃帯の愛情を/感謝している 浸っている
- 回答
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坂井新一のプロフィールについて
・坂井新一『残照』(日本詩壇発行所、1935年)
神尾春美「跋」
→ 新潟生まれであること全生病院に入院したこと、長島愛生園に転園したこと、若くして死去したことなどが書かれている。
山田青路「跋」
→ 上記と同様の情報のほか、全生病院在籍は六年間であること、昭和九年十二月二十六日に死去したことなどが書かれている。
・『ハンセン病文学全集 第8巻 詩(一)』(皓星社、2003年)
→ 巻末の著者紹介に「坂井新一」の項目あり
北條民雄「癩院記録」にて引用されている詩について
・坂井新一『残照』(日本詩壇発行所、1935年)
14p「靭帯」
→ 「癩院記録」で引用されている詩が掲載。「癩院記録」上の引用は一部引用ではなく全文引用。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911)
- 参考資料
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坂井新一 著 ; 藤本浩一 編. 詩謡集 残照 坂井新一遺稿. 日本詩壇発行所, 1935.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I43111131021878 -
大岡信, 大谷藤郎, 加賀乙彦, 鶴見俊輔 編. ハンセン病文学全集 第8巻. 皓星社, 2006.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008311606 , ISBN 4-7744-0397-0
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坂井新一 著 ; 藤本浩一 編. 詩謡集 残照 坂井新一遺稿. 日本詩壇発行所, 1935.
- キーワード
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- 北條民雄
- 坂井新一
- ハンセン病
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000386814