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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2025/11/15
登録日時
2026/06/04 00:30
更新日時
2026/06/04 00:30
提供館
北海道立図書館 (2110028)
管理番号
北方 26-0002
質問

解決

江戸時代から明治初期にかけて人々が津軽海峡を渡るときに利用した船便について知りたい。
1.公的、私的な定期または不定期の事業としての船便はあったのか。または漁師や船もちが依頼を受けて運んだのか。
2.北前船には旅客便としての役割はあったのか。
回答
北海道の交通史、海運史、北前船、また、近世史に関わる資料に当たるが、いずれもほぼ物資の運送に関する記述のみであり、旅客の輸送に関して系統だって記述された資料はない。

1 江戸時代から明治初期にかけて津軽海峡を渡る公的、私的な定期または不定期の事業としての 船便はあったか
・回答資料1
 事業としての船便については不明。
アイヌ民族が盛んに津軽半島一帯と強い結合を持っていたと考え、「かれらの一部は宇鉄村(現東津軽郡三厩村宇鉄)辺に居住し、和人に同化しながらも藩政時代を通じて蝦夷地へ渡る船をあやつる民として」位置づけられたとの記述あり(p38-39)。

・回答資料2
 明治7年から8年にかけての民間航路、および官による命令航路について触れる。
 また、江戸時代、松前藩が使用したとみられる行路についても触れる。

2 北前船に旅客便としての役割はあったか
・回答資料3
明治初期の入港願書や出帆願書の例に触れており、各願書には、船名や船主、乗組や積荷などのほかに、「船客」の項目がある。
掲載例では、いずれも船客は無し。

ほか、関連資料の紹介として、参考資料をあげる。
回答プロセス
(回答には用いなかった資料)
1 近世日本海運史の研究 上村 雅洋∥著 吉川弘文館 1994.4 683.2/KI p42-47「四 北前船と地方廻船の発展」旅客の輸送に触れず ;
2 日本交通史通論 和泉 雄三∥著 函館大学北海道産業開発研究所 1997.3 608/HA/8 ;
3 海運の歴史 古田 良一∥著 至文堂 1961 680/U/1198 ;
4 江戸時代の海運事情 屋内 忠雄∥著 [屋内忠雄] [出版年不明] 680/U/73 ;
5 日本海域歴史大系 第5巻 近世篇 小林/昌二?監修 清文堂出版 2006.6 210.1/NI/5 ;
6 近世海運民俗史研究 胡桃沢/勘司?著 芙蓉書房出版 2012.1 384.37/KI ;
7 江戸時代舟と航路の歴史 横倉 辰次∥著 雄山閣出版 1971 683.21/E ;
8 日本海上交通史の研究 北見俊夫∥著 鳴鳳社 1973 683.2/KI ;
9 日本海海運史の研究 福井県立図書館,福井県郷土誌懇談会∥編 福井県郷土誌懇談会 福井県郷土誌懇談会 1967 683.2/F ;
10 北前船の近代史 中西/聡?著 交通研究協会 2021.11 683.2/KI ;
11 北前船にかかる論考・考察集 全国北前船研究会∥編集 全国北前船研究会 2016.8 683.2/KI ;
12 北前船の時代 牧野隆信∥著 教育社 1979.10 683.2/MA/イ ;
13 北前船の研究 牧野隆信∥著 法政大学出版局 1989.3 683.2/MA ;
(使用ツール)
国立国会図書館サーチ/レファレンス協同データベース/国会デジタルコレクション/google
事前調査事項
NDC
  • 海運 (683 7版)
参考資料
  • 1 北前船 牧野隆信∥著 柏書房 1972 683.2/MA 第4章第5節「出・入港の諸届」p45-48明治初期の入港願書や出帆願書には、船名や船主、乗組や積荷のほかに、「船客」の項目がある。掲載例では、いずれも船客は無し。

  • 2 街道の日本史 3 津軽・松前と海の道 吉川弘文館 2001.1 210.1/KA/3 「三 津軽半島と松前・江差」蝦夷人の一部が「和人に同化しながらも藩政時代を通じて蝦夷地へ渡る船をあやつる民として」(p38-39)とあり。、p110「北を歩く人たち-円空・木喰・菅江真澄」蝦夷地へ向かう各人がどのように海を渡ったか記されず。一般資料(No.1106217993)貸出可。

  • 3 北海道(庁)の命令航路 和田 俊定∥著 安部 強∥著 七飯町郷土史研究会 2003.2 686.57/HO 明治以降の定期航路 三菱商会が明治7年11月東京函館間の定期航路を開き、明治8年に命令行路となる(p1) 江戸時代、享和2(1802)年5月箱館奉行設置後、「江戸と箱館との連絡を密にするため佐井、箱館間の行路が情報されるようになった」(p4)
キーワード
  • 北前船
照会先
寄与者
備考
調査種別
事項調査
内容種別
その他
質問者区分
社会人
登録番号
1000384643
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000384643 コピーしました。
アクセス数 55
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