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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2026/01/30
登録日時
2026/04/09 00:30
更新日時
2026/04/09 00:30
提供館
大阪府立中央図書館 (2120005)
管理番号
R1016052
質問

解決

ヒッタイト語の文字や文法について知りたい。
回答
以下の資料を紹介した。
 
■全般 
・『言語学大辞典 第3巻 世界言語編 下-1』(亀井孝/[ほか]編著 三省堂 1992.1)
「ヒッタイト語」(p.469-472)
「紀元前2千年紀に、小アジアの中央部で栄えたヒッタイト王国の言語で、印欧アナトリア語派(→アナトリア諸語)に属する言語の1つ」(p.469)
このほか、解読、文字、文法等の説明があり、ヒッタイト語全般について知ることができる。
項目の末尾には、全て外国語資料ではあるが辞書、参考文献の紹介もあり。
 
・『古代オリエント事典』(日本オリエント学会/編
岩波書店 2004.12)
「ヒッタイト語」(p.706-707)
「ヒッタイト語は、他の印欧諸語が失った古い言語特徴をなお多く保存しているために、印欧語比較言語学の分野で重要な資料と考えられてきた。」(p.707)
 
・『世界言語百科:ビジュアル版 現用・危機・絶滅言語1000』(ピーター・K.オースティン/編 澤田治美/日本語版監修 柊風舎 2009.9)
「11絶滅言語 ヒッタイト語」(p.248)
 
■文字に関する図書  
・『言語学大辞典 別巻 世界文字辞典』(河野六郎/編著 千野栄一/編著 西田竜雄/編著 三省堂 2001.7)
「ヒッタイト文字」(p.799-802)
「紀元前17世紀末から紀元前1200年頃にわたって中央アナトリアに君臨したヒッタイト王国で、ヒッタイト語の文書を作成するために使用された楔形文字の一種である。(中略)
この文字は、約350年にわたって、ヒッタイト王国の文書作成用の公式の文字として使用された。」(p.799)
  
「ヒッタイト象形文字」(p.802-806)
「ヒッタイト王国時代(紀元前17世紀末~前1200頃)の王国内と、王国の滅亡(前1200頃)後の紀元前1千年から前700年頃にわたって、小アジアや北方シリアにおいて使用された象形文字の一種である。」(p.802)
 
・『世界の文字の図典』(世界の文字研究会/編 吉川弘文館 1993.8)
「ヒッタイト象形文字」(p.48-50)
具体の文字の一例が掲載されている。
 
・『世界の文字大事典』(Peter T.Daniels/[編] William Bright/[編] 矢島文夫/総監訳 石井米雄/[ほか]監訳 朝倉書店 2013.6)
「ヒッタイト語の楔形文字」(p.68-72)
「ヒッタイト語の文例」(p.72)
ヒッタイト語の文字体系についての解説、楔形文字で書かれた文例が掲載されている。
 
・『楔形文字入門 (講談社学術文庫1744)』(杉勇/[著] 講談社 2006.1)
「Ⅲ 楔形文書さまざま 1 楔形文字で書かれた諸言語 ヒッタイト語」(p.188-189)
「Ⅲ 楔形文書さまざま 2 八ヵ国語による楔形文書の実例 9 ヒッタイト王トゥドハリヤシュⅣ世とアムル王イシュタル・ムワシュとの条約文の一節」(p.234-235)
ヒッタイト語についての簡潔な説明と、ヒッタイト語で書かれた文書の日本語訳の実例が掲載されている。
 
・『象形文字入門 (講談社学術文庫2118)』(加藤一朗/[著] 講談社 2012.6)
「象形文字のいろいろ ヒッタイトの象形文字」(p.201-202)
ヒッタイト象形文字について簡潔な説明がある。
 
・『朝倉日本語講座 1 世界の中の日本語』(北原保雄/監修 朝倉書店 2005.6)
「第4章 諸言語の文字と日本語の文字 4.日本語に似た文字運用を持つ言語―ヒッタイト語―」(p.73-76)
日本語との比較として、ヒッタイト語の文字運用について記述がある。
  
■文法に関する図書
・『印欧アナトリア諸語概説』(大城光正/著 吉田和彦/著  大学書林 1990.10)
「Ⅱ.ヒッタイト語文法」(p.10-123)
文字体系、音韻論、形態論、動詞等、詳細な文法の記述がある。
 
・『印欧語における数の現象』(泉井久之助/著 大修館書店 1978)
「第二部 双数について―その機能と起源― Ⅰ オデュッセイアの冥界」(p.73-81)
うち、ヒッタイト語の双数形について、p.78-80に記述がある。
 
■インターネット
・「ヒッタイトの世界 ヒッタイト語について」(2026/1/30現在)
https://hittiteanejphy.com/history/hittite-language.php
ヒッタイト王国の歴史や宗教について研究している山本孟氏(山口大学教育学部講師)作成のページ。
ヒッタイト語の書記法等について説明がある。
  
[事例作成日:2026年1月30日]
回答プロセス
事前調査事項
NDC
  • 言語史.事情.言語政策 (802 10版)
参考資料
  • B10073112 言語学大辞典 第3巻 亀井/孝∥[ほか]編著 三省堂 1992.1 803.3 4-385-15217-9   (p.469-472)
  • B11194882 古代オリエント事典 日本オリエント学会∥編 岩波書店 2004.12 209.33 4-00-080301-8   (p.706-707)
  • B12486124 世界言語百科 ピーター・K.オースティン∥編 柊風舎 2009.9 803.6 978-4-903530-28-4   (p.248)
  • B11026196 言語学大辞典 別巻 三省堂 2001.7 803.3 4-385-15177-6   (p.799-806)
  • B10039967 世界の文字の図典 世界の文字研究会∥編 吉川弘文館 1993.8 801.1 4-642-08515-7   (p.48-50)
  • B12915952 世界の文字大事典 Peter T.Daniels∥[編] 朝倉書店 2013.6 801.1 978-4-254-50016-5   (p.68-72)
  • B12081961 楔形文字入門 杉/勇∥[著] 講談社 2006.1 829.71 4-06-159744-2   (p.188-189)
  • B12782103 象形文字入門 加藤/一朗∥[著] 講談社 2012.6 801.1 978-4-06-292118-3   (p.201-202)
  • B11988918 朝倉日本語講座 1 北原/保雄∥監修 朝倉書店 2005.6 810.8 4-254-51511-1   (p.73-76)
  • B10010343 印欧アナトリア諸語概説 大城/光正∥著 大学書林 1990.10 802   (p.10-123)
  • B10254601 印欧語における数の現象 泉井/久之助∥著 大修館書店 1978 801.5   (p.78-80)
  • ヒッタイトの世界 ヒッタイト語について(2026/1/30現在):<https://hittiteanejphy.com/history/hittite-language.php>
キーワード
  • ヒッタイト語
  • 印欧語
  • インド・ヨーロッパ語族
照会先
寄与者
備考
調査種別
文献紹介
内容種別
その他
質問者区分
個人
登録番号
1000383010
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000383010 コピーしました。
アクセス数 49
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