レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024/02/21
- 登録日時
- 2024/03/30 00:43
- 更新日時
- 2025/03/31 00:46
- 管理番号
- M24022114442067
- 質問
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源氏物語の「玉鬘」の帖で、光源氏が女性たちに衣装を選ぶ場面があるが、どの女性にどのような衣装を選んだか分かる資料がみたい。
- 回答
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①『もっと知りたい源氏物語』にある「第2章 衣食住でわかる光源氏がいた時代」の「女君に似合う着物はどんな色?」に、光源氏がどのような衣装を選んだか女性ごとの解説と、簡易な衣装の図が白黒で掲載されている。
②『「源氏物語」の色辞典』の「玉鬘 たまかずら…紫の上、明石の上と姫君、空蝉の衣装」の項に、女性ごとの衣装が染織の観点から解説され、現代に再現された衣装の色見本が、カラー写真で掲載されている。
③『源氏物語の色』の「源氏物語の色「玉鬘」-紫の上 明石の姫君 花散里 玉鬘 末摘花 明石の上 空蝉」の項に、「玉鬘」の巻で光源氏が見立てたすべての女性の衣装の色目が再現され、カラー写真で掲載されている。またそれぞれの衣裳の特徴が原文で掲載され、女性達の人物像と衣装の解説もされている。
④『源氏物語六條院の生活』の「第十一 夕霧、紫上を垣間見る(野分)/樺桜」に「色目と紋様」の項があり、「玉鬘」の巻で光源氏が見立てた、紫上、明石の君、花散里、空蝉の4人の衣装の特徴が原文と現代語訳で説明されており、女性の衣装が再現され、詳しい解説とカラー写真で掲載されている。
⑤『週刊絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖 22』に「その三「光源氏と紫の上、女君たちに衣配り」」の項があり、衣配りの場面の解説と、「源氏物語画帖」の光源氏が六条院の女君たちに新年の晴れ着を用意する場面が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 9版)
- 参考資料
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①大塚ひかり『もっと知りたい源氏物語』日本実業出版,2004,331p,参照はp88-91.
②吉岡幸雄『「源氏物語」の色辞典』紫紅社,2008,255p,参照p112-119.
③『源氏物語の色』平凡社,1988,148p,参照はp8-15.
④風俗博物館『源氏物語六条院の生活』宗教文化研究風俗博物館,1998,168p,参照はp72-73.
⑤秋山虔『週刊絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖 22』朝日新聞出版,2012,36p,参照はp22-23.
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①大塚ひかり『もっと知りたい源氏物語』日本実業出版,2004,331p,参照はp88-91.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2024022114441942067
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000348317