レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2025/06/28
- 登録日時
- 2025/12/03 00:30
- 更新日時
- 2025/12/03 14:10
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-250070
- 質問
-
未解決
『白石市史』4のpp.425-426に「寛政二年(中略)先祖代より鉄砲三挺火縄燈し、浅草見付茂為持通行仕」とあります。このことに関連して、片倉小十郎が豊臣秀吉より「道中の活き火縄勝手たるべし」と認められた、伊達政宗が徳川家光から「道中の活け火縄勝手御免」を認められたなどの説明があるようです。これらの根拠を確認したいです。
- 回答
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1 片倉小十郎が豊臣秀吉より「道中の活き火縄勝手たるべし」と認められた記録について ※【 】内は当館請求記号です。
下記の資料を確認しましたが、関連する記述は見当たりませんでした。
資料1 鈴木省三 編『仙台叢書別集』第3巻, 仙台叢書刊行会, 1926【K081/セ2/3】
pp.363-460 「老翁聞書」
資料2 作並清亮 編『東藩史稿』第2巻, 復刻版. 宝文堂出版, 1976【K205/サ1-2/2】
資料3 白石市教育委員会 編『白石市文化財報告書』第1号 : 片倉文書類解説, 改製. 白石市教育委員会, 2005【K709.11/シ1/1】
資料4 白石市教育委員会 [編]『白石市文化財調査報告書』第20集 : 白石の文化財, 白石市文化財愛護友の会, 1979【K709.11/シ1/20】
資料5 白石市教育委員会 編『白石市文化財調査報告書』第26集 : 片倉小十郎の城白石城跡発掘調査報告書, 白石市教育委員会, 1998【K709.11/シ1/26AB】
資料6 白石市教育委員会 編『白石市文化財調査報告書』第47集 : 片倉小十郎景綱関係文書, 白石市教育委員会, 2013【K709.11/シ1/47】
2 伊達政宗が徳川家光から「道中の活け火縄勝手御免」と認められた記録について
下記の資料を確認しましたが、関連する記述は見当たりませんでした。
資料7 仙台市史編纂委員会 編『仙台市史』第10巻 : 年表・書目・索引, 仙台市, 1956【K225/セ1-3/10】
資料8 仙台市史編さん委員会 編『仙台市史』年表・索引 : 年表, 仙台市, 2015【K225/セ1-13/31A】
資料9 菊地勝之助 著『宮城県郷土史年表』重訂. 宝文堂出版販売, 1972【K200.3/キ1-4】
資料10 作並清亮 編『東藩史稿』第1巻 : 首巻, 巻之1-巻之9(世紀1-9), 復刻版. 宝文堂出版, 1976【K205/サ1-2/1】
資料11 矢島玄亮 編『仙台年表 : 慶長五年から昭和三十年迄』矢島玄亮, 1985【K200.3/ヤ1-2】
3 当館所蔵の下記の資料に「活火縄」に関する記述がありましたので、参考までにお知らせしました。
資料12 水沢市史編纂委員会 編『水沢市史』3 近世 上, 上水沢市史刊行会, 1981【K273/ミ1/3】
pp.149-152「第五章 水沢伊達氏の知行と家臣団」-「一、知行地と格式」-「(二)格式」-「3 活火繩」の項
p.149「参勤交代のとき、江戸府内や各地通行のとき、鉄砲活火繩と称し、御徒士が十文目銃の太繩に火を点じ、ぶすぶすといぶらして青白い煙をあげながらお供する慣例があった。三百諸侯では仙台藩と南部藩だけといわれたが、仙台藩内では水沢伊達家と白石の片倉家だけが許され、水沢では初代宗利からはじめ、十文目三挺が火を点じて通った。(後略)」
資料13 鈴木省三 著『仙台風俗志』雨香園, 1937【K382/ス1/1】
pp.117-121「巻三」-「仙臺藩主の行列」-「行列行装の部」-「活火繩」の項
p.117「(前略)活火繩を用るは仙臺藩に限り特別に徳川幕府より免許せられたるものにて仙臺藩の外には三百諸侯何人たりともこれを行列の中に用ることを許されさるなり(後略)」
p.118「(前略)活火繩十文目筒十挺は三代将軍より貞山公へ賜りしものなるが何の爲なるかといふに将軍が各諸侯を牽制拘束する方法として参覲交代の掟を立てるの時各諸侯を召し寄せていへるやう(後略)」
資料14 飯田勝彦 著『伊達軍団の弓取りたち』あづま書房, 1985【K930/イ8】
pp.216-220「伊達軍団の親子鷹」-「伊達家の名物道中活火繩勝手」の項
伊達家が活火繩を許された経緯と、片倉家の活火繩が許された経緯が記載されています。
なお、上記の資料13については、国立国会図書館デジタルコレクションから内容を閲覧することが可能です。
資料13 『仙台風俗志』
URL https://dl.ndl.go.jp/pid/1462752/1/76 (最終アクセス日:2025年6月25日)
※該当コマは、76-77コマです。
- 回答プロセス
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当館所蔵資料の中から、お問合せの内容に関連する仙台藩時代の資料や市史等を調べたが、根拠となる資料や記載は見当たらなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 東北地方 (212 10版)
- 参考資料
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- 白石市史編さん委員/編. 白石市史 4. 白石市, 1971【K211.3/シ4/4】:
- 鈴木/省三/編. 仙台叢書別集 第3巻. 仙台叢書刊行会, 1926【K081/セ2/3】:
- 作並清亮/編. 東藩史稿 第2巻 復刻版. 宝文堂出版, 1976.10【K205/サ1-2/2】:
- 白石市教育委員会/編. 白石市文化財報告書 第1号 改製. 白石市教育委員会, 2005.5【K709.11/シ1/1】:
- 白石市教育委員会/[編]. 白石市文化財調査報告書 第20集. 白石市文化財愛護友の会, 1979.3【K709.11/シ1/20】:
- 白石市教育委員会 編. 白石市文化財調査報告書 第26集. 白石市教育委員会, 1998.10【K709.11/シ1/26AB】:
- 白石市教育委員会 編. 白石市文化財調査報告書 第47集. 白石市教育委員会, 2013.12【K709.11/シ1/47】:
- 仙台市史編纂委員会/編. 仙台市史 第10巻. 仙台市, 1956【K225/セ1-3/10】:
- 仙台市史編さん委員会/編. 仙台市史 年表・索引. 仙台市, 2015.1【K225/セ1-13/31A】:
- 菊地勝之助/著. 宮城県郷土史年表 重訂. 宝文堂出版販売, 1972【K200.3/キ1-4】:
- 作並清亮/編. 東藩史稿 第1巻 復刻版. 宝文堂出版, 1976.10【K205/サ1-2/1】:
- 矢島 玄亮/編. 仙台年表. 矢島玄亮, 1985【K200.3/ヤ1-2】:
- 水沢市史編纂委員会/編. 水沢市史 3 近世 上. 水沢市史刊行会, 1981【K273/ミ1/3】:
- 鈴木/省三∥著. 仙台風俗志. 雨香園, 1937【K382/ス1/1】:
- 飯田勝彦/著. 伊達軍団の弓取りたち. あづま書房, 1985【K930/イ8】:
- キーワード
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- 仙台藩
- 伊達藩
- 伊達, 政宗(ダテ, マサムネ)
- 片倉, 景綱(カタクラ, カゲツナ), 片倉, 小十郎(カタクラ, コジュウロウ)
- 鉄砲
- 参勤交代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000377394