レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2025/01/18 12:53
- 更新日時
- 2025/01/18 18:15
- 管理番号
- 2021-12
- 質問
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泉大津の技術(穴あけ技術や石の加工技術等)が、黒潮にのって海外へ渡り、中東のメソポタミア文明やローマ、エジプトに影響を及ぼしたことを裏付ける資料を探している。
秦の始皇帝やヤマトタケルにも繋がっていること等を、有舌尖頭器の発掘調査などからよみときたい。
- 回答
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資料を確認したが、泉大津の文化発祥の文化が海外へ渡った記述は見つからなかった。
お客様にもその旨回答し、調査した資料についてご案内した。
【書籍】
「泉大津市埋蔵文化財発掘調査概報2」 K21.1/イ 119113488
「泉大津市埋蔵文化財発掘調査概報2」 K21.1/イ 119113488
「大津町志」K29.1 119214336
「泉大津市史 第一巻・上」K21.1/イ 119430700
- 回答プロセス
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郷土資料を調査。
「泉大津市埋蔵文化財発掘調査概報2」 K21.1/イ 119113488
P.5 泉大津市内においては、現在のところ、この時代(旧石器時代、約10万年前から
約1万2000年前までの間)の遺物は発見されていない、との内容。
泉大津の文化発祥の文化が海外へ渡った記述は見つからなかった。
近隣の遺跡より有舌尖頭器が出土されたという記録がある。ただし、発掘されたという事実のみで海外との繋がりは確認できず。
「泉大津市埋蔵文化財発掘調査概報2」 K21.1/イ 119113488
P.7 他市の遺跡について、有舌尖頭器やナイフ形石器の出土
泉大津市埋蔵文化財発掘調査概報の他の巻号には、縄文晩期・弥生前期の石製品など発掘事実のみ記載。
「大津町志」K29.1 119214336 記述なし
「泉大津市史 第一巻・上」K21.1/イ 119430700
第二章「石器時代の泉大津」P.221 記述なし
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000361847