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レファレンス協同データベース

レファレンス事例詳細

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事例作成日
登録日時
2010/12/18 02:00
更新日時
2010/12/20 09:49
提供館
外務省外交史料館 (5000003)
管理番号
2010-115
質問
1934年(昭和9年)に南洋へ航海した少年団に関する記録はありますか。
回答
 外務省記録「本邦少年団及青年団関係雑件」に関連記録が含まれています。
 日本のボーイスカウト運動の基礎となった「少年団日本連盟」の「海洋健児部」は、1934年7月、青少年の実地訓練を図るとともに、寄港地での各少年団との交流などを目的として、練習船「和爾丸(わにまる)」を南洋各地に派遣しました。
 団長の原道太(海軍大佐)以下、総員57名からなる一行は、途中暴風に遭難しながらも、台湾、マニラ、サイゴン、シャム(現在のタイ)などを訪問し、各地で各国政府や各国少年団、在留邦人らから歓迎を受けました。特にタイでは、これまで一般には使用が許されていなかった国王専用の埠頭を「和爾丸」乗員のために開放するなど熱い歓迎を受けました。そうした様子を当時の記録は、「当国(タイ)民衆殊ニ少年団関係ノ青少年ノ親日的傾向ハ今般和爾丸ノ来航ニ依リ一段ノ刺激ヲ與ヘラレタルノ感アリ」と記しています。
回答プロセス
事前調査事項
NDC
参考資料
キーワード
  • 昭和戦前期
  • 1930年代(昭和5年~14年頃)
照会先
寄与者
備考
調査種別
内容種別
質問者区分
登録番号
1000075525
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000075525 コピーしました。
アクセス数 1298
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