レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年7月14日
- 登録日時
- 2024/09/18 15:39
- 更新日時
- 2024/12/24 13:04
- 管理番号
- 埼熊-2024-053
- 質問
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解決
千葉県松戸市「古ヶ崎(こがさき)」と埼玉県三郷市「戸ケ崎」は江戸川を挟んでいるものの地理的に近く、地名がよく似ている。同じ語源なのか知りたい。
- 回答
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それぞれの語源が同じとする資料は見当たらなかった。それぞれの語源について書かれた以下の資料を紹介した。
1 戸ケ崎について
『埼玉県地名誌』(韮塚一三郎著 北辰図書 1977)
p500「戸ケ崎」の項に地名の由来あり。
2 古ヶ崎について
(1)図書
『角川日本地名大辞典 12 千葉県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会[ほか]編 角川書店 1984)
p363「古ヶ崎」の項に地名の由来あり。
(2)インターネット情報
《WEB松戸よみうり》(https://www.matsudo417.com/matsuyomi/ 松戸よみうり新聞社)
「松戸の地名の由来1」(https://www.matsudo417.com/matsuyomi/?p=4802 松戸よみうり新聞社)
以下の記述あり。
「「古ヶ崎」は、江戸川沿いの自然堤防微高地が古くからあったことによるという。あるいは、江戸川の流れは以前は蛇行していて、鵜森稲荷神社や圓勝寺のあった地域は、江戸川へ突き出た岬のようであったことから、岬(御崎=みさき)のような地形から生まれた名前とも考えられている。」とあり。
- 回答プロセス
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1 地名辞典を確認する。
2 『埼玉県地名誌』(韮塚一三郎著 北辰図書 1977)の参考文献を確認する。
3 『三郷市史』を確認する。
4 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈松戸市古ヶ崎 & 由来〉で検索する。
【調査済み資料】
『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会[ほか]編 角川書店 1988)
『埼玉郷土辞典』(埼玉新聞社編 埼玉新聞社出版部 1966)
『埼玉県の地名 日本歴史地名大系 第11巻』(平凡社 1993)
『新編武蔵風土記稿 [第4期]第2巻』(蘆田伊人編集校訂 雄山閣 1996)
『日本歴史地名大系 12 千葉県の地名』(平凡社 1996)
『武蔵国郡村誌 第14巻』(埼玉県編 埼玉県立図書館 1955)
『三郷のあゆみ』(三郷市史編さん委員会編 三郷市 1999)
『三郷市史 第9巻 別編』(三郷市史編さん委員会編 三郷市 1991)
ウェブサイト、データベースの最終アクセス日は2024年7月14日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090)
- 参考資料
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- 『埼玉県地名誌 名義の研究 改訂新版』(韮塚一三郎著 北辰図書 1977)
- 『角川日本地名大辞典 12 千葉県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会[ほか]編 角川書店 1984)
- キーワード
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- 三郷市
- 松戸市
- 語源
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000355628