レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年01月16日
- 登録日時
- 2013/11/22 10:00
- 更新日時
- 2013/11/22 10:00
- 管理番号
- 9000008652
- 質問
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解決
ヨーロッパの執事の起源・由来を知りたい。
- 回答
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大邸宅の屋内で働く男性家事使用人には「家令(ハウススチュワード)」「執事(バトラー)」「従者(ヴァレット)」などがある。「執事(バトラー)」の語源は、古フランス語の「bouteillier(酒のお酌係)」。中世には飲料保管室長で、17世紀までに食料保管室長の職と結合し、その他の仕事も吸収しながら19世紀には使用人のトップとなった。
- 回答プロセス
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1.百科事典、国語辞典類を確認するが、日本の執事と教会の執事についてのみ記述があり、ヨーロッパの執事については記述がなかった。
2.自館システムで件名「使用人」で検索すると、次の資料に執事の起源・歴史に関する記述があった。
・『図説英国執事:貴族をささえる執事の素顔(ふくろうの本)』(村上リコ著 河出書房新社 2012年)
・『執事とメイドの裏表:イギリス文化における使用人のイメージ』(新井潤美著 白水社 2011年)
・『図解メイド(F FILES)』(池上良太著 新紀元社 2006年)
3.次の図書には、執事の語源についての記述があった。
・『図説メイドと執事の文化誌:英国家事使用人たちの日常』(シャーン・エヴァンズ著
原書房 2012年)[資料番号0106224322]p31
- 事前調査事項
- NDC
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- イギリス.英国 (233 9版)
- 労働経済.労働問題 (366 9版)
- 参考資料
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- 『図説英国執事:貴族をささえる執事の素顔(ふくろうの本)』(村上リコ著 河出書房新社 2012年) (p10-15)
- 『執事とメイドの裏表:イギリス文化における使用人のイメージ』(新井潤美著 白水社 2011年) (p26、p33-41)
- 『図解メイド(F FILES)』(池上良太著 新紀元社 2006年) (p126-127)
- キーワード
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- 執事
- 家事使用人
- 使用人
- イギリス
- ヨーリッパ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- ヨーロッパの歴史
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000141074