レファレンス事例詳細

回答: アメリカの図書館学研究者、サミュエル・ローススティーンによるレファレンスサービスに関する理論について、
以下の所蔵資料・インターネット公開資料と掲載箇所を紹介、利用方法について案内をおこないました。

（1）サミュエル・ローススティーン著『レファレンス・サービスの発達』（日本図書館協会 1979）分館所蔵（禁帯出）
国立国会図書館デジタルコレクション送信サービス資料　https://dl.ndl.go.jp/pid/12235785/
（2）高橋律“公共図書館における資料提供サービスの内容と意義 ─ 司書業務の専門化について ─”
『中央学院大学人間・自然論叢』49号 , 2020-03（中央学院大学商学部・法学部・現代教養学部） pp.13-14
（3）『レファレンス・サービス』（全国学校図書館協議会 1989）p.40

回答プロセス: 1. キーワード「ローススティーン×中庸理論」でインターネット検索をおこなう。（2）の論文がヒット。内容よりレファレンスサービスの理論であることを確認する。

2. キーワード「ローススティーン」で所蔵検索。（1）がヒットするが、分館所蔵の禁帯出資料のため、すぐに内容確認ができない。

3. キーワード「ローススティーン」で国立国会図書館デジタルコレクションを検索。送信サービス資料として（1）が全文公開されていることがわかる。目次からは掲載箇所がわからず、（2）論文を参考に、内容の記述がある箇所（pp.92-97辺り）を確認する。

4. 分類番号015.2（図書館情報サービス）の書架にて、掲載のありそうな資料に当たる。（3）のp.40に記述を確認。

以上、所蔵資料・インターネット公開資料と掲載箇所を紹介、利用方法について案内をおこないました。

NDC

参考資料

サミュエル・ローススティーン著 , 長沢雅男監訳 , 常盤繁 [ほか]共訳. レファレンス・サービスの発達. 日本図書館協会, 1979.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001415854 (自館請求記号 015/2/79, 自館資料番号 230035872)
高橋律. 公共図書館における資料提供サービスの内容と意義 ─ 司書業務の専門化について ─. 中央学院大学商学部・法学部・現代教養学部, 2020-03. 中央学院大学人間・自然論叢 49 p. 3-27
https://cgu.repo.nii.ac.jp/records/1753 (サイトへの最終アクセス日：2024年5月28日)
ウィリアム・A.カッツ著 , 遠藤英三訳. レファレンス・サービス. 全国学校図書館協議会, 1989.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002027013 , ISBN 4-7933-0029-4 (自館請求記号 015/2/89, 自館資料番号 130111715)