レファレンス事例詳細

事例作成日: 2017年06月07日

登録日時: 2017/08/31 10:08

更新日時: 2017/08/31 10:08

提供館: 千葉県立西部図書館 (2120003)

管理番号: 千県西-2017-0007

質問: 解決

徳川慶喜の孫である徳川喜和子について、詳しく載っている本が見たい。写真もあればよい。

回答: 徳川喜和子について載っている本には、以下のものがありました。
【資料1】『軽井沢物語』（宮原安春著　講談社　1991）
p239-242、p281に本人が若い頃の思い出を語った記述があります。またp239に「愛馬「若葉」をひく、若い頃の徳川喜和子」の写真がありました。
【資料2】『私の東京物語　蘇る日々－－わが家のアルバムから』（朝吹登水子著　文化出版局　1998）
p223－227に記述がありました。
【資料3】『私の軽井沢物語　霧の中の時を求めて』（朝吹登水子著　文化出版局　1985）p17、p79－87（写真複数あり）、p157に記述がありました。
【資料4】『徳川慶喜とそれからの一族　徳川一族の明治・大正・昭和史』（佐藤朝泰著　立風書房　1998）
P147-148で簡単に来歴が紹介されています。

雑誌記事・新聞記事では以下のものがありました。
・生前に書かれたもの
【資料5】『アサヒグラフ』昭和4年3月27日号
表紙に写真が載っていました。
【資料6】「現代インサイド」（『現代』1984年3月号）（ページ付なし）
「徳川喜和子　慶喜公の孫は七十三歳のお転婆娘」と題する写真と本人のコメントが載っていました。
【資料7】「馬術大会に紅二点のほこり」（『東京朝日新聞　夕刊』昭和4年3月15日）p2

・訃報、追悼記事など
【資料8】「徳川喜和子さん死去」（『朝日新聞　朝刊』1997年8月23日）p27
【資料9】「徳川慶喜の孫　東京乗馬倶楽部会長　徳川喜和子さん　惜別」（『朝日新聞　夕刊』1997年9月10日）ｐ3

【資料10】「徳川慶喜の孫で東京乗馬倶楽部会長・徳川喜和子さん（惜別）」（『らうんじ　夕刊』1997年9月10日号）ｐ3
【資料11】「気丈な徳川喜和子さん亡くなる　15代将軍慶喜の孫」（『週刊アエラ』1997年9月8日号）p64
【資料12】「大平健のこころに聴診器　35回　新種の『こだわり』　語法の展開に興味　徳川喜和子さんの立派な人柄」（『週刊読売』1997年9月28日号）p58-59
【資料13】「墓碑銘　慶喜公の孫・徳川喜和子さんの『おてんば一代記』」（『週刊新潮』1997年9月4日号）p125
【資料14】「「名門」乗馬クラブ動揺　名前出された徳川末裔」（『週刊朝日』2003年1月31日号）ｐ158

（インターネット最終アクセス：2017年6月7日）

回答プロセス: ・『人物レファレンス事典』『日本史人物辞典』（日本史広辞典編集委員会編　山川出版社　2000）『近現代日本女性人名事典』（近現代日本女性人名事典編集委員会編　ドメス出版　2001）『コンサイス日本人名事典』（三省堂編修所編　三省堂　2009）などの辞典類を確認するが記載が見つからなかった。
・当館の蔵書検索で「徳川喜和子」と検索するが、『日本の貴婦人』（稲木紫織著　光文社　1999）以外情報なし。国立国会図書館サーチでも同様に検索をするが、情報がなかった。
・『大宅壮一文庫雑誌記事索引総目録　人名編4　た‐に』（大宅壮一文庫　1985）p704「徳川喜和子」から【資料6】を見つけた。
・朝日新聞記事データベース「聞蔵Ⅱ」を「徳川喜和子」で検索すると【資料5、7、8-11、14】が見つかった。
・「大宅壮一文庫雑誌記事索引 CD－ROM版」で検索した結果、【資料12、13】が見つかった。
・【資料9】の本文中より【資料1】を見つけた。
・同じく【資料9】の本文中より朝吹登美子と親交があったことが分かったので、その著作を確認して【資料2、3】を見つけた。
・事前調査事項から徳川慶喜の孫であることがわかったので、関連資料から【資料4】を確認した。

以下、記載が見つけられなかった資料
『徳川慶喜のすべて』（小西四郎編　新人物往来社　1997）
『社団法人東京乗馬倶楽部沿革十年誌』（東京乗馬倶楽部編　東京乗馬倶楽部 1933）
『新聞集成昭和編年史昭和26年版 4自七月～至八月』（明治大正昭和新聞研究会編集製作新聞資料出版 2002）

事前調査事項: 徳川慶喜の四男、徳川厚の次女が喜和子であるとのこと。
『日本の貴婦人』（稲木紫織著　光文社　1999）（東部2101033488）は確認済み。

NDC

個人伝記 (289)

参考資料

【資料1】『軽井沢物語』（宮原安春著　講談社　1991）（9105103959）
【資料2】『私の東京物語　蘇る日々－－わが家のアルバムから』（朝吹登水子著　文化出版局　1998）（2100892906）
【資料3】『私の軽井沢物語　霧の中の時を求めて』（朝吹登水子著　文化出版局　1985）（9100696845）
【資料4】『徳川慶喜とそれからの一族　徳川一族の明治・大正・昭和史』（佐藤朝泰著　立風書房　1998）（2100858459）
【資料5】『アサヒグラフ』昭和4年3月27日号　表紙
【資料6】「現代インサイド」（『現代』1984年3月号）（ページ付なし）
【資料7】「馬術大会に紅二点のほこり」（『東京朝日新聞　夕刊』昭和4年3月15日）p2
【資料8】「徳川喜和子さん死去」（『朝日新聞　朝刊』1997年8月23日）p27
【資料9】「徳川慶喜の孫　東京乗馬倶楽部会長　徳川喜和子さん　惜別」（『朝日新聞　夕刊』1997年9月10日）ｐ3
【資料10】「徳川慶喜の孫で東京乗馬倶楽部会長・徳川喜和子さん（惜別）」（『らうんじ　夕刊』1997年9月10日号）ｐ3
【資料11】「気丈な徳川喜和子さん亡くなる　15代将軍慶喜の孫」（『週刊アエラ』1997年9月8日号）p64
【資料12】「大平健のこころに聴診器　35回　新種の『こだわり』　語法の展開に興味　徳川喜和子さんの立派な人柄」（『週刊読売』1997年9月28日号）p58-59
【資料13】「墓碑銘　慶喜公の孫・徳川喜和子さんの『おてんば一代記』」（『週刊新潮』1997年9月4日号）p125
【資料14】「「名門」乗馬クラブ動揺　名前出された徳川末裔」（『週刊朝日』2003年1月31日号）ｐ158