レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年11月16日
- 登録日時
- 2017/12/21 11:07
- 更新日時
- 2020/02/25 11:16
- 管理番号
- 2017-056
- 質問
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解決
1980~2000年当時のサムスン(三星)電子、鴻海精密工業の、グローバル戦略、特にメキシコを中心とした北米への進出の戦略や経緯が書かれた日本語の資料を探している。
- 回答
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サムスン(三星)電子、鴻海精密工業のグローバル戦略について書かれた資料が見つかりました。
詳しくは回答プロセスをご確認ください。
- 回答プロセス
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1.サムスン(三星)電子
(1)本学OPACを検索
・曺斗燮, 尹鐘彦著『三星 (サムスン) の技術能力構築戦略 : グローバル企業への技術学習プロセス』(有斐閣, 2005)検索キーワード「三星 戦略」
「第3章「改良」段階:1980年代」「第4章「革新」段階:1990年代前半」において、経緯と戦略が述べられている。
・ジェラード・R.ウングソン, リチャード・M.スティアーズ, スンホ・パク著 ; 奥本勝彦監訳『韓国企業のグローバル戦略』(中央大学出版部, 2005)検索キーワード「韓国企業 戦略」
p.129~サムスンのグローバル化戦略について述べられている。
・吉岡英美著『韓国の工業化と半導体産業 : 世界市場におけるサムスン電子の発展』(有斐閣, 2010)検索キーワード「サムスン電子」
「第1章第2節 DRAMの販売市場の確保」図1-4 DRAMの国別・地域別出荷比率(対北米あり)、図1-5 国別・地域別のDRAM市場におけるサムスン電子のシェア(対北米あり)が掲載されている。
・石田賢著『サムスン式国際戦略 : サムスン躍進の原動力』(文眞堂, 2013)検索キーワード「サムスン 戦略」
p.94~北米戦略について述べられている。
(2)CiNii Articlesを検索
・姜判国,平野実「三星電子の成長と戦略的提携 -競争優位と持続的成長のための競争戦略の特徴-」(『県立広島大学経営情報学部論集』2011年,3号,p.19-31) 検索キーワード「三星電子 戦略」
※リポジトリ公開有 http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/pu-hiroshima/metadata/8091 [参照:2017-12-21]
成長の経緯と戦略について述べられている。
(3)JETRO学術リポジトリ(ARRIDE https://ir.ide.go.jp/?page_id=26 [参照:2017-12-21])を検索。
大野幸一, 岡本由美子編『EC・NAFTA・東アジアと外国直接投資 : 発展途上国への影響』(アジア経済研究所, 1995)検索キーワード「メキシコ 多国籍企業」
「第2部 北米の地域統合と多国籍企業 第4章メキシコの電子産業と多国籍企業」
※Web公開有http://hdl.handle.net/2344/00013058 [参照:2017-12-21]
p.287「(2)日本および韓国企業」、P.296「⑧サムソン」に経緯が述べられている。
(4)Googleを検索。
犬塚正智「韓国半導体産業のDRAM戦略--サムスン電子のケースを中心に」(『創価経営論集』2010年,34巻2-3号,p. 23-42) 検索キーワード「サムスン メキシコ 戦略」
http://hdl.handle.net/10911/3725 [参照:2017-12-21]
半導体産業の海外戦略について述べられている。
2.鴻海精密工業
(1)本学OPACを検索
・喬晋建著『覇者・鴻海の経営と戦略』(ミネルヴァ書房, 2016)検索キーワード「鴻海」
「第8章 鴻海の経営戦略」p.249~鴻海が2004年、2009年、2011年にメキシコの工場を買収したことが記載されている。
また、鴻海の場合、海外他社の委託を受けて他社ブランドの製品を一貫生産するEMS形式をとっていることが書かれている。
・朝元照雄『台湾の企業戦略 ―経済発展の担い手と多国籍企業化への道―』(勁草書房, 2014)検索キーワード「台湾 多国籍企業」
「第3章 鴻海(ホンハイ)の企業戦略―世界最大のEMS企業の成長過程」にメキシコ工場に関する記述がある。
・浅海信行著『世界不況を乗り越える韓国・台湾・中国企業:成長の軌跡と競争戦略』(勁草書房, 2010)検索キーワード「台湾 企業 戦略」
「第3章 台湾ハイテク産業の成長と戦略 2. 鴻海精密工業, EMSで世界トップに」において、成長の経緯について述べられている。
(2)CiNii Articlesを検索
・黄雅雯「EMS企業における活用と探索の検討 : 鴻海社の事例」(『早稲田商学』2013年,437号,p.171-208) 検索キーワード「EMS企業 鴻海」
※リポジトリ公開あり http://hdl.handle.net/2065/39920 [参照:2017-12-21]
第1段階:1974~83年、第2段階:1984~1996年、第3段階:1997~2001年の各年代の成長戦略について述べられている。
(3)Googleを検索。
郭 馨尹「台湾企業の自社ブランド製品事業化発展段階モデルの検証―台湾企業の実際発展段階モデルについての事例研究―」(『名城論叢』2011年,11巻4号, p.169-198) 検索キーワード「鴻海 メキシコ」、「Site:ac.jp」と指定
http://wwwbiz.meijo-u.ac.jp/SEBM/ronso/no11_4/09_KUO.pdf
生産体制や戦略について述べられている。
- 事前調査事項
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以下の資料は閲覧済み。
・対馬由佳理「メキシコ家電(特にテレビ)産業の発達の経緯と直接投資の役割」(『ラテンアメリカ・カリブ研究』2002年,9号,p.90-95)
・NAFTA研究会編著『新生するメキシコ産業 : NAFTA効果の検証』(日本貿易振興会, 1998)
・高龍秀「韓国電子産業における多国籍企業化 : 三星電子の海外展開を中心に」(『甲南経済学論集』1996年,37巻2号,p.137-214)
- NDC
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- 電気工学 (540 9版)
- 企業.経営 (335 9版)
- 参考資料
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曹斗燮, 尹鍾彦著. 三星の技術能力構築戦略 : グローバル企業への技術学習プロセス. 有斐閣, 2005.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007786705-00 , ISBN 4641162212 (NCID:BA72180193) -
ジェラード・R.ウングソン, リチャード・M.スティアーズ, スンホ・パク 著 , 奥本勝彦 監訳. 韓国企業のグローバル戦略. 中央大学出版部, 2005. (中央大学企業研究所翻訳叢書 ; 10)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008033233-00 , ISBN 4805733098 (NCID:BA74671538) -
吉岡英美 著. 韓国の工業化と半導体産業 : 世界市場におけるサムスン電子の発展. 有斐閣, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010835967-00 , ISBN 9784641163546 (NCID:BB01611816) -
石田賢 著. サムスン式国際戦略 = The global strategy of Samsung way : サムスン躍進の原動力. 文眞堂, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025011249-00 , ISBN 9784830948091 (NCID:BB14281725) -
姜 判國 , 平野 実. 三星電子の成長と戦略的提携--競争優位と持続的成長のための競争戦略の特徴. 2011-02. 県立広島大学経営情報学部論集(3) p. 19~31
http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/pu-hiroshima/metadata/8091 (参照:2017-12-21) -
藤田昌久, Abdel-Musik, Giillermo , 浜口伸明, Kim, Ho-Yeon, Pelletiere, Danilo, 大野幸一(監訳). 第2部 北米の地域統合と多国籍企業 第4章 メキシコの電子産業と多国籍企業. アジア経済研究所, 2017-04-12. EC・NAFTA・東アジアと外国直接投資 : 発展途上国への影響 p. 283~316
http://hdl.handle.net/2344/00013058 , ISBN 4258044504 (参照:2017-12-21) -
犬塚正智. 韓国半導体産業のDRAM戦略--サムスン電子のケースを中心に. 2010-03. 創価経営論集 / 創価大学経営学会 編 34(2・3) p. 23~42
http://hdl.handle.net/10911/3725 (参照:2017-12-21) -
喬晋建 著. 覇者・鴻海の経営と戦略. ミネルヴァ書房, 2016. (Minerva Library〈経営学〉 ; 1)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027150718-00 , ISBN 9784623075508 (NCID:BB21021713) -
朝元照雄 著. 台湾の企業戦略 : 経済発展の担い手と多国籍企業化への道. 勁草書房, 2014.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025591857-00 , ISBN 9784326503995 (NCID:BB16270016) -
浅海信行 著. 世界不況を乗り越える韓国・台湾・中国企業 : 成長の軌跡と競争戦略. 勁草書房, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011061898-00 , ISBN 9784326503438 (NCID:BB04386104) -
黄 雅雯. EMS企業における活用と探索の検討 : 鴻海社の事例. 2013-09. 早稲田商学 / 早稲田商学同攻会 編(437) p. 171-208
http://hdl.handle.net/2065/39920 (参照:2017-12-21) -
郭 馨尹. 台湾企業の自社ブランド製品事業化発展段階モデルの検証--台湾企業の実際発展段階モデルについての事例研究. 2011-03. 名城論叢 11(4) p. 169~198
http://wwwbiz.meijo-u.ac.jp/SEBM/ronso/no11_4/09_KUO.pdf (参照:2017-12-21)
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曹斗燮, 尹鍾彦著. 三星の技術能力構築戦略 : グローバル企業への技術学習プロセス. 有斐閣, 2005.
- キーワード
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- サムスン
- 三星電子
- 鴻海精密工業
- グローバル戦略
- メキシコ
- 多国籍企業
- EMS企業
- 台湾
- 韓国
- NAFTA
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 企業.経営
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000227037