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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2024/09/18
登録日時
2025/12/18 00:30
更新日時
2025/12/18 11:18
提供館
所沢市立所沢図書館 (2310110)
管理番号
所沢所分-2025-009
質問

解決

江戸時代の独身男性について調べている。参考になる本はあるか。
回答
以下の資料を紹介しました。
 
〇『ソロエコノミーの襲来』 荒川和久/著 ワニブックス 2019年
〇『人口から読む日本の歴史』 鬼頭宏/著 講談社 2000年
〇『江戸の働き方と文化イノベーション』 加納正二/著 三恵社 2019年
〇『幕末下級武士の絵日記』新訂 大岡敏昭/著 水曜社 2019年
〇『歴史人口学で読む江戸日本』 浜野潔/著  吉川弘文館 2011年
〇『近代家族の曲がり角』 落合恵美子/著 角川書店 2000年
〇『歴史人口学で見た日本』増補版  速水融/著  文藝春秋 2022年
〇『幕末江戸社会の研究』 南和男/著 吉川弘文館 1978年
〇『村』 水本邦彦/著 岩波書店 2015年
〇『近世庶民社会論』 大藤修/著 吉川弘文館 2022年
〇「立法と調査 260号」(平成18年10月6日)「歴史的に見た日本の人口と家族」縄田 康光
回答プロセス
1. 所蔵資料の内容確認
 
〇『ソロエコノミーの襲来』 荒川和久/著 ワニブックス 2019年
p.123-181「第4章 江戸時代にもあったソロエコノミー」
江戸の都市の変遷と独身男性の生活事情と背景について記載あり。
〇『人口から読む日本の歴史』 鬼頭宏/著 講談社 2000年
p.118-131「第四章 江戸時代人の結婚と出産」「2 結婚」
有配偶率、結婚年齢、結婚事情について記載あり。
p.190-200 「第六章 人口調節機構」「都市と結婚」「低い出生力」「出稼人と他所出生者」「必要不可欠な人口還流」「都市・農村間の人口還流」
江戸の都市の独身男性の多さと男女比率について、農村と都市の比較と人の動きについての記載あり。
p.228-231 「第七章 工業化と第四の波」「家族の類型」
世帯構成について記載あり。
p.237-238 「第七章 工業化と第四の波」「家族の人間関係」
江戸時代のきょうだいの年齢差と役割の記載あり。
 
2. 後日調査の追加資料
 
〇『江戸の働き方と文化イノベーション』 加納正二/著 三恵社
p.113-138「第六章 下級武士の副業とワーク・ライフ・バランス」 
下級武士7名の労働時間、副業、食生活の記録の記載あり。
尾崎石城は独身であることが明記されている。
〇『幕末下級武士の絵日記』新訂 大岡敏昭/著 水曜社 2019年
前述〇『江戸の働き方と文化イノベーション』で紹介されていた資料を調査。
尾崎石城の忍藩城下での日記と生涯を解説した資料。
血縁だけではなく養子で家族が形成されている。
〇『歴史人口学で読む江戸日本』 浜野潔/著  吉川弘文館 2011年
p.33-49「江戸農民の生と死」「村の婚姻と家族」
婚姻事情と未婚率、家の継承について記載あり。
〇『近代家族の曲がり角』 落合恵美子/著 角川書店 2000年
p.63-87「第三章 失われた家族を求めて-徳川日本家族の実像-」 
近世家族の出生率の低さ、離婚率、養子制度と同居家族の形態の記載あり。
〇『歴史人口学で見た日本』増補版  速水融/著  文藝春秋 2022年
p.81-144「第四章 虫眼鏡で見た近世」
「宗門改帳」に基づき、近世庶民のライフサイクルと家族形態と、出稼ぎによる人の流れについて記載あり。
〇『幕末江戸社会の研究』  南和男/著 吉川弘文館 1978年
p.3-185「第一編 幕末の町方住民構成と幕府の人口過密化対策」
人別帳を元にした複数地域の住民構造と家族構成の表と、人の流れについて記載あり。
〇『村』 水本邦彦/著 岩波書店 2015年
p.157-162 「第4章 暮らしと生業」「3農家経営」「家族の動態」
甲斐国の時代別家族構成について記載あり。
 
△『日本近世史入門』 上野大輔/編  勉誠社 2024年 
近世日本の「家」研究について記載あり。
p.344-345 「生活と文化」「三 他の時代や地域と比較したい人へ」「(一)家」 の項目あり。
 
3. 相互貸借資料
 
前述の△『日本近世史入門』にて紹介されていた資料を調査。
〇『近世庶民社会論』 大藤修/著 吉川弘文館 2022年(埼玉県立熊谷図書館所蔵)
近世庶民の家制度についての研究資料。注記・参考文献記載あり。
 
p.117 「第二章 百姓・町人の「家」と共同体」「一 近世の「家」・共同体とモラル・エコノミー」「5 都市下層民の世界」に 「(前略)直系家族制のもとでは、跡継ぎの一子のみを生家に残して配偶者を迎え、他の子女は排出される。村における分地分家の余地が頭打ちとなり、さりとて養子の口も見つからない時には、跡継ぎ以外の男子は職を求めて都市に出ることが多くなったのである。」と記載あり。
 
p.118 「(前略)都市に出た男子のなかには、商家に奉公して支配人(番頭)にまで昇進し、別家させてもらって一家の主人となる者もいたが、それはごく一部であり、大多数はその日暮らしの裏店借層や日用層に身を転じていた。」と記載あり。
 
p.162-163 「三.子ども・老人・死と「家」共同体」「2 「家」と共同体における教育-子供の社会化」に「(前略)ところで、農家や商家の家訓では、男子の教育に関しては、生家を継がせるにせよ、分家させるにせよ、他家に養子に出すにせよ、一家の主となることが予定されているので、その責務を果たしうる能力を培い、共同体や世間からも信用される人間に育てあげることを目的に、心身の発達段階に応じた教育の仕方をかなり具体的に、かつ系統的に説いている。」と記載あり。
 
p.260 「第四章 生死と葬祭・服喪・墓制にみる近世社会」「3近世的ライフサイクルと規範」「(4)ライフサイクルからの逸脱と「無縁仏」化」に、「跡取り以外の子女が、何らかの理由で成人後も生家に留まらざるをえなかったときは、家内では「厄介」身分として位置づけられ、「家」においても一人前の扱いはされず、死後は「無縁仏」として処遇された。」と記載あり。
 
4. Web上の情報
 
〇『ソロエコノミーの襲来』にて紹介されていた資料を調査。
「立法と調査 260号」(平成18年10月6日)「歴史的に見た日本の人口と家族」縄田 康光 
p.91(PDF p.2) 「3.江戸時代の家族形態の変容と人口増加 」
有配偶率の変化と家族形態について記載あり。
p.93-94(PDF p4-5) 「5.江戸時代の家族-意外と低かった出生率、都市部で低かった婚姻率」
「(2)低かった都市の婚姻率-昔も今も江戸(東京)は独身者の街」
男女比率と男性の有配偶率の低さの記載あり。
文末に注記と参考文献記載あり。
事前調査事項
NDC
  • 日本史 (210 9版)
  • 人口.土地.資源 (334 9版)
  • 家族問題.男性.女性問題.老人問題 (367 9版)
参考資料
  • ソロエコノミーの襲来 荒川和久/著 ワニブックス 2019.4 367.4 978-4-8470-6622-1
  • 人口から読む日本の歴史 鬼頭宏/[著] 講談社 2000.5 334.31 4-06-159430-3
  • 江戸の働き方と文化イノベーション 加納正二/著 三恵社 2019.3 210.5 978-4-86693-000-8
  • 幕末下級武士の絵日記 大岡敏昭/著 水曜社 2019.4 210.58 978-4-88065-459-1
  • 歴史人口学で読む江戸日本 浜野潔/著 吉川弘文館 2011.7 334.31 978-4-642-05724-0
  • 近代家族の曲がり角 落合恵美子/著 角川書店 2000.10 361.63 4-04-702113-X
  • 歴史人口学で見た日本 速水融/著 文藝春秋 2022.5 334.31 978-4-16-661363-2
  • 幕末江戸社会の研究 南和男/著 吉川弘文館 1978 210.58 4-642-03144-8
  • 村 水本邦彦/著 岩波書店 2015.2 210.5 978-4-00-431523-0
  • 近世庶民社会論 大藤修/著 吉川弘文館 2022.12 210.5 978-4-642-04352-6
  • 「立法と調査 260号」「歴史的に見た日本の人口と家族」 https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2006pdf/20061006090.pdf
キーワード
  • 独身
  • 江戸時代
  • 近世
照会先
寄与者
備考
調査種別
文献紹介
内容種別
その他
質問者区分
一般
登録番号
1000378205
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000378205 コピーしました。
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