レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2025/11/03 14:55
- 更新日時
- 2025/11/16 12:37
- 管理番号
- 2025-10.10
- 質問
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解決
日本の布団の歴史について書かれた本が見たい。その移り変わりやいつから現在のような布団を使うようになったかなども。
- 回答
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以下のような資料があります。
■事典(館内閲覧資料)
①『世界大百科事典 14 シヨオ-スキ 2009年改訂新版』(平凡社、2009.6)
p.260「寝具」の項目で、日本の寝具について奈良時代以前から第二次世界大戦後まで時代を追って解説している。
②『日本大百科全書 12 Encyclopedia Nipponica 2001 しようす-すく』(2版、小学館、1994)ISBN:4-09-526112-9
p.485~486「寝具」の項目で、日本の寝具について古代から江戸時代まで時代を追って解説している。参考資料に下記⑫の『寝所と寝具の歴史』が挙げられている。
③『国史大辞典 12 ふ-ほ』(国史大辞典編集委員会/編、吉川弘文館、1991.6) ISBN:4-642-00512-9
p.309~310「ふとん 蒲団」の項目の(二)で、日本の寝具について古代から1950(昭和25)年以降まで時代を追って解説している。
④『日本人の事典』(佐藤 方彦/編集、朝倉書店、2003.6)ISBN:4-254-10176-7
p.559~「46.4 日本の寝具」の項目に「図46.1 日本における寝具の変遷とおもな文化的事象」や「表46.5 日本における寝具類の区分と名称」などがある。
⑤『日本を知る事典』(大島 建彦/[ほか]編、社会思想社、1980) ISBN:4-390-60098-2
p.227~「三 寝具・座具」の項目の中に「布団」も載っている。
⑥『日本民俗大辞典 上 あ~そ』(福田 アジオ/[ほか]編、吉川弘文館、1999.10)ISBN:4-642-01332-6
p.879~880「寝具」の項目あり。
『日本民俗大辞典 下 た~わ・索引』(同上、2000.4) ISBN:4-642-01333-4
p.480~481「ふとん 蒲団」の項目あり。
「寝具」「ふとん」どちらの項目とも変遷は分かるが、どの時代にどういった寝具だったのかは、はっきり書かれていない。
⑦『住(すまい)の民俗事典』(森 隆男/編、山崎 祐子・松田 香代子/編集委員、柊風舎、2019.2)ISBN:4-86498-061-6
p.520~521「4 寝具」に「布団・掻巻き[フトン・カイマき]」あり。歴史的な記述は少ないが、地域による寝具の違いについて書かれている。
⑧『事物起源辞典 衣食住編』(朝倉 治彦・安藤 菊二・樋口 秀雄・丸山信/共編、東京堂出版、1970.3)ISBN:4-490-10055-8
p.342「蒲団」、p.61~62「掛蒲団」、p.235~236「畳」の項目で寝具に関する記述あり。
参考資料にあげられている『ねる歴史』(昭和44、小川 光暘・笠井 昌昭/著)は、当館所蔵あり(郷土:禁帯出)。
⑨『日本の建築文化事典』(平井 聖/編集代表、後藤 治/編集幹事、丸善出版、』2020.1)ISBN:4-621-30408-2
p.530~531「ベッドと布団」の項目で、日本の古代から現代まで布団の歴史がまとめられている。
⑩『日本史大事典 3 こ~し』(平凡社、1993.5) ISBN:4-582-13103-4
p.1403「寝具」の項目で時代を追って解説がある。参考資料に『寝所と寝具の文化史』(1973年)があげられている。
■貸出可資料
「件名:寝具」で検索した資料の中に、上記事典でも参考資料として挙げられていた“小川光暘著”の資料などがヒットした。
≪寝具関連≫
⑪『寝所と寝具の文化史』(小川 光暘/著、雄山閣、1984.1) ISBN:4-639-00306-4
原始時代から近代まで、時代を追って「寝所と寝具」について詳しく書かれている。
p.139~「第四章 近世・近代の文化と寝具」の中に、p.149~175「二 フトンの歴史」あり。
⑫『寝所と寝具の歴史(風俗文化史選書 7)』(小川 光暘/著、雄山閣、1973)
p.121~「第三章 室町時代から現代まで」の中に、p.143~168「フトンの歴史」あり。
・上記の10年前に出た本。(この本を骨子として上記⑪が発刊された旨が、⑪の「はじめに」に書かれている。)
・当館の書誌情報によると“「寝所と寝具」(2016年刊)に改題”とあるが、こちらは未所蔵。
⑬『昔からあった日本のベッド:日本の寝具史』(小川 光暘/著、Edition Wacoal、1990.4) ISBN:4-900544-07-8
p.116~「蒲団の出現」。上記2冊より後の出版で、近代の記述が増えているように思われる。一部カラー図版、巻末には文献紹介もある。
上記に挙げた小川光暘の著作は、どれも一冊まるごと日本の寝具の歴史について書かれている。
⑭『眠りと寝室の科学:もっと快適に暮らすには』(松下電工技術研究所/編、門真 松下電工ライフスケッチ研究室、1988.7)ISBN:4-943991-12-2
p.73~「第4章 寝具の役割」の中で、古代から現代まで日本の寝具について書かれている(p.74~77)。
⑮『羽毛と寝具のはなし:その歴史と文化』(羽毛文化史研究会/編、日本経済評論社、1993.7) ISBN:4-8188-0681-1
p.47~64「寝具の特性と歴史―日本の場合―」、p.65~87「近代日本の文学と寝具」などがある。
(通読はしていない。時代を追って書かれてはいないようだった)
≪起源の本≫
⑯『モノのはじまりを知る事典』(木村 茂光・安田 常雄・白川部 達夫・宮瀧 交二/著、吉川弘文館、2019.12)ISBN:4-642-08368-3
p.152~155「寝具」あり。時代を追って書かれている。参考文献に小川光暘『寝所と寝具』(上記⑫参照)をあげている。
≪児童書≫
⑰『日本の生活道具百科 イラストで見るモノのうつりかわり 2 住まう道具』(岩井 宏實/監修、中林 啓治/イラストレーション、河出書房新社、1998.4) ISBN:4-309-61012-9
p.47~48「蒲団(ふとん)・夜着(よぎ)」あり。児童書なので分かりやすい。
■その他:調査済み資料
・『ねむり衣(ぎ)の文化誌:眠りの装いを考える』(睡眠文化研究所・吉田 集而/編、冬青社、2003.3) ISBN:4-88773-006-3
寝る時に着るものについて書かれている本。「日本のねむり衣の歴史」で着物のまま寝ていた話などがあるが、いわゆる“布団の歴史”については載ってないように見受けられた。
・『ふとんと眠りの本:グッスリ眠ってスッキリ目覚める』(三輪 恵美子/著、三水社、1991.1)ISBN:4-915607-49-6
冒頭の「プロローグ 寝具の歴史」(p.9~10)で歴史について簡単に触れられているのみ。
・『ベッドの文化史:寝室・寝具の歴史から眠れぬ夜の過ごしかたまで』(ローレンス・ライト/著、別宮 貞徳/[ほか]訳、八坂書房、2002.12)ISBN:4-89694-814-9
日本の内容ではない。
・『ビジュアル日本の住まいの歴史 3 近世』(小泉 和子/監修、家具道具室内史学会/著、ゆまに書房、2020.2)ISBN:4-8433-5488-9
コラムとしてあちらこちらに寝具について載っているように見受けられた。
- 回答プロセス
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・事典の棚をブラウジング。百科事典、民俗学、日本史関連等の事典の索引で”布団””寝具”などを引き、該当項目を確認した。
・”布団””寝具”などのキーワードで当館の蔵書検索をした。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (031)
- 日本史 (210)
- 衣食住の習俗 (383)
- 参考資料
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資料①:世界大百科事典 14 2009年改訂新版. 平凡社, 2009.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I40221000000594090 , ISBN 4-582-03400-4 -
資料②:日本大百科全書 12 2版. 小学館, 1994.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002800303 , ISBN 4-09-526112-9 -
資料③:国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第12巻 (ふーほ). 吉川弘文館, 1991.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002138902 , ISBN 4-642-00512-9 -
資料④:佐藤方彦 編. 日本人の事典. 朝倉書店, 2003.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004165531 , ISBN 4-254-10176-7 -
資料⑤:大島建彦 [ほか]編. 日本を知る事典. 社会思想社, 1994.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002587652 , ISBN 4-390-60098-2 -
資料⑥:福田アジオ [ほか]編. 日本民俗大辞典 上. 吉川弘文館, 1999.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002839592 , ISBN 4-642-01332-6 -
資料⑦:森隆男 編 , 山崎祐子, 松田香代子 編集委員. 住の民俗事典. 柊風舎, 2019.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I029470511 , ISBN 978-4-86498-061-6 -
資料⑧:朝倉治彦 [ほか]共編. 事物起源辞典 : 衣食住編. 東京堂出版, 1993.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002362349 , ISBN 4-490-10055-8 -
資料⑨:平井聖 編集代表 , 後藤治 編集幹事. 日本の建築文化事典. 丸善出版, 2020.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I030196935 , ISBN 978-4-621-30408-2 -
資料⑩:日本史大事典 第3巻. 平凡社, 1993.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002261545 , ISBN 4-582-13103-4 -
資料⑪:小川光暘 著. 寝所と寝具の文化史. 雄山閣出版, 1984. (雄山閣books ; 15)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001779332 , ISBN 4-639-00306-4 -
資料⑫:小川光暘 著. 寝所と寝具の歴史. 雄山閣, 1973. (風俗文化史選書 ; 7)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I10111100127635 -
資料⑬:小川光暘 著. 昔からあった日本のベッド : 日本の寝具史. Edition Wacoal, 1990.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002041522 , ISBN 4-900544-07-8 -
資料⑭:松下電工技術研究所編. 眠りと寝室の科学 : もっと快適に暮らすには. 松下電工ライフスケッチ研究室, 1988.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000136-I1970586434926712983 , ISBN 4943991122 -
資料⑮:羽毛文化史研究会 編. 羽毛と寝具のはなし : その歴史と文化. 日本経済評論社, 1993.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002274298 , ISBN 4-8188-0681-1 -
資料⑯:木村茂光, 安田常雄, 白川部達夫, 宮瀧交二 著. モノのはじまりを知る事典 : 生活用品と暮らしの歴史. 吉川弘文館, 2019.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I030111138 , ISBN 978-4-642-08368-3 -
資料⑰:岩井宏實 監修 , 中林啓治 イラストレーション. 住まう道具. 河出書房新社, 1998. (イラストで見るモノのうつりかわり. 日本の生活道具百科 ; 2)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002656220 , ISBN 4-309-61010-2
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資料①:世界大百科事典 14 2009年改訂新版. 平凡社, 2009.
- キーワード
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- 日本
- 布団
- 蒲団
- 歴史
- 変遷
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000376078