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レファレンス事例詳細

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事例作成日
2024年09月25日
登録日時
2024/12/12 15:27
更新日時
2025/01/04 16:56
提供館
県立長野図書館 (2110021)
管理番号
県立長野-24-169
質問

解決

「此」と「些」の画数の違いについて知りたい。
回答

当館所蔵の主な漢和辞典を参照したところ、3通りの画数が異なる漢和辞典が確認できましたので紹介した。
掲載されている画数の違いは漢字の書き方の解釈で異なるようなので、凡例等に例示されていることも併せて調査した。
・『大漢和辞典』諸橋轍次著 大修館書店 1960【813/60】全13巻・索引
『
大漢和辞典 索引』総画索引で次のとおり掲載が確認できた。
 「此」6画 p.8
 「些」7画 p.9
 各漢字の掲載ページは次のとおり。各項目に総画数の記載はなかった。
 『大漢和辞典 巻1』諸橋轍次著 大修館書店 1955【813/60/1】「些」p.525
 『大漢和辞典 巻6』諸橋轍次著 大修館書店 1957【813/60/6】「此」p.680
また、凡例を確認したが、画数についての記述は確認できなかった。

・『字通』白川静著 平凡社 1996【813.2/シシ】
 「此」5画 p.640
 「些」7画 p.575
 画数のほか古代文字が参考として掲載されており、「此」には6つ、「些」については1つ掲載されている。
 凡例中p.6「画数について」に「字の画数は、運筆上の実際の数に従った」とあり、その文字を字形の中に含むものも同様として扱ったことが例示されている。

・『大漢語林』鎌田正著 大修館書店 1992【813.2/カタ】

 「此」6画 p.770
 「些」8画 p.52
 「此」には甲骨文、篆文の書体と成り立ちの解説、「些」には篆文の書体が掲載されている。
 凡例中p.9「画数の数え方」の部分に

一筆で続けて書く形を1画と数える(中略)止や足が偏になって[止偏]・[足偏]の形になる場合、例えば此や路などの左下のレの部分は一筆で書く。 ただし、この辞典では、この場合に限って、レの形を2画に数える方式をとった。[止偏]は4画、[足偏]は7画に数える。部首として元の文字(止4画、足7画)と画数を合わせるためである

とある。
※引用文中の[ ]内は部首が書かれていたが、文字入力の都合で部首名を記載した。

回答プロセス
1 複数の漢字辞典を参照したいとのことだったため、参考図書の棚、日本語の辞典 813の棚で漢字辞典を参照する。
2 画数の数え方について、凡例等で編集方針を比べる。
事前調査事項
『漢検漢字辞典』日本漢字能力検定協会 2001【813.2/ニホ】ではp.598「此」が6画、p.538「些」が7画となっており、他の辞典と比べてみたいとのこと。
NDC
  • 辞典 (813)
参考資料
  • 諸橋轍次 著. 大漢和辞典 索引巻 索引巻. 大修館書店, 1960.
    https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000099-Ikeq5C4EFGBRhU3tBc2Gu7hFqjVe
  • 白川静 著. 字通. 平凡社, 1996.
    https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002559341
    ,  ISBN 4-582-12804-1
  • 鎌田正, 米山寅太郎 著. 大漢語林. 大修館書店, 1992.
    https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002188209
    ,  ISBN 4-469-03154-2
キーワード
  • 漢字
照会先
寄与者
備考
調査種別
文献紹介
内容種別
言葉
質問者区分
社会人
登録番号
1000360501
転記用URL
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000360501 コピーしました。
アクセス数 531
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