レファレンス事例詳細

１　本館レファレンスDBで、過去に「蜂屋定憲」について調査した事例がないか検索しましたがありませんでした。そのため、キーワードを石碑や碑文にして、再度過去のレファレンス事例がないか検索したところ、関係する碑文集が検索できました。
・『碑文集　麗沢叢書 第４輯』(上木　茂／編　1927年)p.7-p.8に「蜂屋定憲君碑」の碑文が掲載されていますが、解釈や逐語訳などはありませんでした。
・その他関係資料として、『東海道と碑　Romankaido Tokaido 9』、『静岡県碑文集　上下』、『日本人物情報大系　55　学芸編　近世名家碑文集 』、『近代先哲碑文集』全50集等があることがわかりましたが、いずれの資料にも関係する記事はありませんでした。
　なお、『近代先哲碑文集』全50集には目次がなく、50冊もの内容を検索するのは大変なので、国立国会図書館ジタルコレクションの『近代先哲碑文集』の目次検索により内容を確認することができました。

２　蔵書検索「全項目」（書名や郷土資料の目次などかも検索できる）で「蜂屋定憲」「臨済寺」「石碑」「碑文」などをキーワードに検索したところ、参考となる資料がありました。
　　・『臨済寺年表』〔発行年不明〕　年表「明治28年乙未」の欄 には、碑が建設された年月や目的が次のように書かれています「明治28年乙未 ：5月境内蜂谷定憲氏-県教育功労者 記念碑建設」。
　　・『大竜山臨済寺の歴史』(臨済寺史研究会／編集　2000年)p.229に蜂屋定憲碑文の建立についての記述があり、蜂屋氏の略歴や碑の内容、写真などがありますが、碑の全文や解釈や逐語訳などはありませんでした。

３　静岡県史の目次等が検索できる「県史編さん収集資料管理システム」で「蜂屋定憲」や「石碑」「碑文」をキーワードに検索しましたが、関係する資料はありませんでした。

４　本館資料では、碑文の逐語訳などはみつからなかったので、インターネットで蜂屋定憲、石碑等をキーワードとして検索したところ碑の全文と逐語訳などを紹介しているサイトがあることがわかりました。