レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/07/01
- 登録日時
- 2012/11/07 02:05
- 更新日時
- 2012/11/07 02:05
- 管理番号
- 滋2012-0028
- 質問
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解決
現在の長浜市草野町に居住していた草野鍛冶について知りたい。、
- 回答
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『近江輿地志略 全』によりますと、「鍛冶屋(かじや)村 郷野村の南にあり。相傳源頼朝大和國宇多郡草野村より鍛冶一人此地に召し置かる、今に其子孫多し。草野槍といへるは此地にて打たる槍也。百本の内十本は今に此村にありといふ。」とあります。『長浜市史 第5巻』によりますと、「なお草津鍛冶は、大和(やまと)国宇多(うだ)郡の鍛冶国次(くにつぐ)が室町時代にこの地に移住したのが始まりと伝える。」とあります。さらに、『特別展国友鉄砲鍛冶 その世界』によりますと、「草野鍛冶は、源頼朝が大和国宇多郡草野村から鍛冶を一人、この地に召し置いたのが初まりと伝える。以後、宗延、国次、国広などが出て、鍛冶職の集落として繁栄、秀吉の時代には多くの槍を作ったらしい。」とあります。なお、大和国とは現在の奈良県です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 兵器.軍事工学 (559 8版)
- 参考資料
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- 1 近江輿地志略 全 寒川辰清∥著 宇野健一∥改訂校註 弘文堂書店 1976年 S-2900-734 p.1030
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2 長浜市史 第5巻 暮しと生業 長浜市史編さん委員会∥編集 長浜市役所 2001年 S-2161-5 p.188 -
3 特別展国友鉄砲鍛冶 長浜市立長浜城歴史博物館∥編 長浜市立長浜城歴史博物館 1985年 S-5561- 85 p.18
- キーワード
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- 草野鍛冶
- 槍
- 武器
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113805