レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:02
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1393
- 質問
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解決
紙本墨書国友鉄炮鍛冶仲間定書の概要を知りたい。
- 回答
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『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「安土桃山から江戸時代にかけて堺と並ぶ鉄炮の2大生産地であった国友村(現、長浜市国友町)の鉄炮鍛冶(かじ)たちが仲間の結束をちかった連判文書。1611年(慶長16)、1697年(元禄10)、1708年(宝永5)、1783年(天明3)の4通が伝存しており、現在一括して巻子装となっている。国友で初めて鉄炮が製作されたのは1544年(天文13)といわれ、以後織田信長・羽柴秀吉・石田三成・徳川家康といった当時の権力者に掌握されながら成長し、1605年(慶長10)幕府御用鉄炮鍛冶となった。これ以降、江戸初期島原の乱(1637~38)までの大量生産期から江戸中・後期の安定退潮期にいたるおのおのの時期の状況や仲間数を伝える貴重な資料である。(中略)長浜市指定文化財。(西岡直樹)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 兵器.軍事工学 (559 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.371
- キーワード
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- 国友鉄砲
- 長浜市指定文化財
- 古文書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102662