レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/05/24
- 登録日時
- 2011/08/29 02:01
- 更新日時
- 2011/09/03 11:36
- 管理番号
- OSPR11050046
- 質問
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「大坂」はいつ頃から「大阪」になったのか。
またその理由は何か。
- 回答
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国立国会図書館のレファレンス協同データベースにより、大阪市立中央図書館の回答を基にお答えします。
『大阪の歴史 第6号』(大阪市史編纂所 1982.3)56頁に「みおつくし」というコラム欄に「大坂と大阪」という文章があります。
それによると、「大坂」と「大阪」は江戸期より混用されており、その理由として浜松歌国の『摂陽落穂集』の一文、
「坂」は「土」に「返る」ので忌み嫌いコザト扁とした
を挙げています。
明治元年5月2日の大阪府設置の際にはコザト扁の「大阪」を用いましたが、明治10年代にはこれが一般的になったということです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 『大阪の歴史 第6号』(大阪市史編纂所 1982.3)(ページ:56)
- 『浪速叢書 第1巻』(浪速叢書刊行会 1926.12)(ページ:2)
- 国立国会図書館レファレンス協同データベース(2010/5/24現在) (ホームページ:https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000039969)
- キーワード
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- 地名 明治 土に返る 大阪
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 大阪,地名・地域
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000090525