レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年05月10日
- 登録日時
- 2026/02/06 13:46
- 更新日時
- 2026/04/03 14:24
- 管理番号
- 徳郷20200502
- 質問
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解決
香川県の旧大内郡に墓がある「仙石権平」について。
- 回答
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下記資料【A】によると、仙石権平は、森志摩守村春の弟・森九郎左衛門村吉の次男・森権平久村。
森志摩守の一族が、羽柴秀吉に援兵を乞い、秀吉は淡州郡家城主の仙石権兵衛秀久を援軍としたが、村春に男子がなかったので、森権平が人質となった。
仙石権兵衛秀久は、森権平を寵愛し、仙石の姓を授け、諱の一字を譲って仙石権平久村と名乗らせた。
権平は、天正11年、引田合戦のとき、讃州大内郡伊座中山で、稲吉新蔵人に討たれた。
天正12年に石塔を立て、「月山宗薫」と諡した。同寺の人は、「権平塚」と称した。現在も、香川県東かがわ市伊座に、墓所と庵がある。
【A】『木瓜の香り 遺稿集』 森甚一郎/著 森先生遺稿集刊行会 1985.8
p75-81「権平塚の由来」(『ふるさと阿波(阿波郷土会報)』第36号(阿波郷土会 阿波郷土会)収録のp11-16「仙石森権平考」から転載しているが、【A】の方が掲載写真が多いなど、異なる点がある。)
下記資料は、【A】が参考としている史料を活字化したもの。
【B】『戦記資料 南海通記・四国軍記』 香西成資/編 歴史図書社 1976.09
p461-464「南海通記 巻之五」の「土佐元親戦引田浦記」に、
「仙石権平ハ十八歳ノ若武者ナレドモ…」
p464-465「南海通記 巻之五」の「老父夜話」に、
「仙石権平十八歳にニシテ紅梅鴇毛ナル馬ニ乗リ、初合戦ニ高名シ…」
と記述あり。
【C】『阿波誌』(原本は『阿波志』) 佐野之憲(藤原憲)〔旧阿波藩〕/編 歴史図書社 1976.3
p209「藤原村吉」(森九郎左衛門村吉)の項に、「次子久村仙石権平と称す天正十一年四月秀久泰元親と引田に戦ひ退て…其墓大内郡に在り伊佐、中山、引田、日下氏之を祀る其通家なり〔通家は親族〕」と記述あり。
※ 『秘境の祖谷山神話と伝説』(谷口秋勝/著 谷口秋勝 1982.02)p96-99「仙石権兵衛四国援軍と秀吉の軍略」などは、仙石権平久村ではなく、仙石権兵衛秀久(森家)のこと。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (281 8版)
- 参考資料
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【A】森甚一郎 著 , 河野幸夫 編. 木瓜の香り : 遺稿集. 森先生遺稿集刊行会, 1985. p.75-81
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001806132 (自館請求記号 T204 /モリ/) -
【B】香西成資 編. 戦記資料 南海通記・四国軍記. 歴史図書社, 1976. p.461-465
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I36111100102342 -
【C】佐野之憲 編 , 笠井藍水 訳. 阿波誌. 歴史図書社, 1976. p.209
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001222971
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【A】森甚一郎 著 , 河野幸夫 編. 木瓜の香り : 遺稿集. 森先生遺稿集刊行会, 1985. p.75-81
- キーワード
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- 森権平久村
- 仙石権平久村
- 権平塚
- 森権平庵
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000380281