レファレンス事例詳細

事例作成日: 2009年10月17日

登録日時: 2009/10/17 16:59

更新日時: 2022/09/19 14:57

提供館: 福井県立図書館 (2110037)

管理番号: 福井県図－２００９１０１７

質問: 未解決

死んだ小鳥に話しかける　というストーリーの絵本を探している。ラジオビタミン（ＮＨＫラジオ第一放送の番組　http://www.nhk.or.jp/vitamin/index2.html）で取り上げられていた。

回答: ご質問の内容に合致した絵本は発見できていません。似たようなストーリーの以下の本をご紹介します。
１．『ちいさなとりよ』Ｍ．Ｗ．ブラウン／文　Ｒ．シャーリップ／絵　与田準一／訳　1978.11　岩波書店
こどもたちが見つけたときに、鳥は死んでしまっていました。子どもたちはかわいそうに思い、森の中に連れて行き、穴を掘ってお墓を作る。というストーリー。
２．『くまとやまねこ』湯本香樹実／ぶん　酒井駒子／絵　2008.4　河出書房新社　ISBN:4-309-27007-7　
　最愛の友達ことりを亡くしたくまが主人公の絵本です。

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2015年9月8日、レファ協サポーターの方から情報提供いただきました。

鳴門教育大学の下記データベースで検索してみました。
子どもの心を理解するための絵本データベース
http://www.naruto-u.ac.jp/library/ehon/
http://www.naruto-u.ac.jp/library/ehon/keywordSearch?q=%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E5%B0%8F%E9%B3%A5&s=none&v=20

ちいさなとりよ
画家 : R･シャーリップ
作家 : M・W・ブラウン
翻訳者 : 与田　準一
シリーズ名 : 岩波の子どもの本
出版社 : 岩波書店
出版年 : 1978

かえるくんと　とりのうた
画家 : マックス･ベルジュイス
作家 : マックス･ベルジュイス
翻訳者 : 清水　奈緒子
シリーズ名 :
出版社 : セーラー出版
出版年 : 1991

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2022年9月2日、レファ協サポーターの方から情報提供いただきました。

まいごのことり
作家：ねじめ正一
絵：松成真理子
出版社：佼成出版社
出版年：2004

死んだ小鳥に話しかけるシーンがあるが、絵本ではなく、小学校低学年向けの児童文学

回答プロセス: １．ラジオビタミンのホームページ　http://www.nhk.or.jp/vitamin/index2.html　を確認したが、参考になる情報を発見することは出来なかった。
２．以前、「死」をテーマにしている絵本（おじいちゃんがでてくる・４歳でも分かるもの・福音館書店から出版か？）という質問　https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000039229　を受けたときに、EhonNavi　「死」と向き合う絵本 http://www.ehonnavi.net/special.asp?n=76 をご紹介いただいたので、これを確認する。→ここで紹介されている、酒井駒子さんの絵本が、小鳥が死ぬところからストーリーが始まっているとわかる。→現物を確認したが、死んだ小鳥に話しかけるというストーリーではなかった。
３．我孫子市民図書館が、がん緩和ケアコーナーを開設しており、子供向けのブックリストもあったと記憶していたので、http://www.library.city.abiko.chiba.jp/kyodo/kanwa/kanwa05.htm　このリストを見た。→該当しそうな絵本はなかった。
４．Googleで「死んだ鳥　絵本」で検索→絵本屋きりん：鳥　http://kirin4.exblog.jp/11330509/　がヒットし、『ちいさなとりよ』が紹介されていた。