レファレンス事例詳細

事例作成日: 2019年06月08日

登録日時: 2019/11/07 15:37

更新日時: 2020/05/14 16:36

提供館: 埼玉県立久喜図書館 (2110009)

管理番号: 埼熊-2019-085

質問: 解決

六条源家について、家系などの家柄を知りたい。

回答: 下記の資料を紹介した。
『中村直勝著作集　第8巻　想芸の道』（中村直勝著　淡交社　1978）
　p80　該当記述あり。
『福井久蔵著作選集〔3〕大日本歌学史増訂』(福井久蔵著　国書刊行会　1981)
　p31-38「六條源家」源俊頼と源経信を中心に、六條源家についての記述あり。
　p33　略系図あり。
『日本歌人講座　2　中古の歌人』（久松潜一[ほか]編　弘文堂　1973）
　p437-488 峯村文人著「源俊頼」
　p440「俊頼の生まれた家系は、宇多天皇の皇子敦実親王の第二子六条左大臣源重信公の流れを汲み、六条源家と言われる。」とあり。
『無名抄全解』（高橋和彦著　双文社　1987）
　p92「俊恵を中心とする六条源家（源経信-俊頼-俊恵（中略）鴨長明）についての記述あり。
『新古今歌風とその周辺』（岩崎礼太郎著　笠間書院　1978）
　p18　第一章「源俊頼・俊惠法師」　2「歌道における俊恵の歩みとその到達点」に六条源家について記述あり。
『鴨長明の新研究』（簗瀬一雄著　風間書房　1962）
　p400-401　六条源家について記述あり。
村瀬敏夫著「平安歌壇における歌林苑の位相」（『国文学　9巻9号』p82-85　学燈社　1964.7）
　p84　六条源家について記述あり。

回答プロセス: 1　参考図書を調査する。
『日本大百科全書　24　りさ―ん』（小学館　1988）
　　p516「六条家（中略）源経信・俊頼の六条源家（げんけ）と区別するため六條籐家ともよぶ。」とあり。
『宮廷公家系図集覧』（近藤敏喬編　東京堂出版　1994）
　p194-195「経信-俊頼-」の系図あり。
『系図纂要　第8冊　下　宇多源氏』（岩澤愿彦監修　新版　名著出版　1995）
　p486-488「経信-俊頼-」の系図あり。

2　1の参考文献を調査する。
『谷山茂著作集４　新古今時代の歌合と歌壇』（角川書店　1983）
　p457「参考文献」あり。

3　2の参考文献を調査する。
『日本歌学史』　（佐佐木信綱著　藤森書店　1982）
　p39「六條家」「基俊俊頼時代以来の科学の傾向を承けて、これを大成し、考証類纂の家学を樹立せしものを、六條家とす」とあり。
　　
4　下記のデータベースを〈六条源家〉〈源経信〉〈源俊頼〉で検索する。
《Web OYA-bunko》（大宅壮一文庫）
《WHOPLUS》（アソシエーツ）
《MAGAZINEPLUS》（日外アソシエーツ）
《Japan　Knowledge》（ネットアドバンス）

5 《国会図書館リサーチ・ナビ》（http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/　国会図書館）を〈六条源家〉で検索する。

6　《Google ブックス》（http://books.google.co.jp/　Google）を〈六条源家〉で検索する。

7　新古今和歌集の関連資料を調査する。

〈その他調査済み資料〉
『姓氏家系大事典』（丹羽基二著　新人物往来社　2002）
『世界大百科事典　27（マク－ムン）』（改訂新版　平凡社　2007）
『平安後期歌人伝の研究』（井上宗雄著　笠間書院　1978）
『日本名門・名家大辞典』（森岡浩編　東京堂出版　2012）
『日本史大事典　第6巻　へ－わ』（平凡社　1994）
『国史大辞典　14　や-わ』（国史大辞典編集委員会編　吉川弘文館　1993）
『日本名字家系大事典』（森岡浩著　東京堂出版　2002）
『平安時代史事典　本編　下　た-を』（古代学協会編　古代学研究所編　角川書店　1994）
『福井久蔵著作選集〔3〕大日本歌学史　増訂』（福井久蔵著　国書刊行会　1981)
『文学　2005年5・6月』（岩波書店　2006.5）
『文学　2011年7月･8月』（岩波書店　2011.7）

ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年06月08日。