レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/07/25
- 登録日時
- 2018/08/24 12:59
- 更新日時
- 2020/04/02 00:30
- 管理番号
- 相市-H30-8
- 質問
-
解決
九州の2人組(武士と山伏両方の身分を持つ人とそのお供)が、日本を歩き回った紀行文について解説した本。平成元年から12年くらいに読んだので、1980~2000年に出版された本だと思われる。
- 回答
-
回答プロセス②と③の資料を提供した。
- 回答プロセス
-
(1)Googleでキーワード“武士”“紀行文”で検索
①『江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち』板坂 耀子/著 中央公論新社 2011【S915.5 S28602589】
中身を調査するも、それらしき記述は見つからず。手がかりとなるキーワードを探す。
・貝原益権の「和洲巡覧記」「豊国紀行」→条件が不一致。
・橘南谿の「東西遊記」→鹿児島~青森の紀行であるが、九州がスタートではない。
(2)Googleでキーワード“九州 山伏”で検索
「江戸末期における疱瘡神と疱瘡絵の諸問題」というサイトが見つかる。
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/forum/text/fn015.html(最終アクセス:2018/9/13)
この中で「日本九峰修行日記」という九州の山伏寺の住職が書いた日記があることが分かる。
(3)Googleで“日本九峰修行日記 解説”で検索
「日本九峰修行日記」に関するサイトが見つかる。
http://garitune.hatenablog.jp/entry/2010/09/10/091622(最終アクセス:2018/9/13)
この中で②『泉光院江戸旅日記 山伏が見た江戸期庶民のくらし』石川 英輔/著 講談社 1994【210.5 S11525193】が紀行文について解説した本であること、また原文は③『日本庶民生活史料集成 第2巻』宮本 常一/編 三一書房 1969【380 S01949676】に収録されていることが分かる。
⇒②と③を提供した。
※【 】内は自館の請求記号と資料コードです。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日記.書簡.紀行 (915 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 9版)
- 参考資料
-
-
『江戸の紀行文 : 泰平の世の旅人たち』板坂耀子/著 中央公論新社 2011
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011109828-00 , ISBN 9784121020932 -
『泉光院江戸旅日記 : 山伏が見た江戸期庶民のくらし』石川英輔/著 講談社 1994
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002331402-00 , ISBN 4062068419 -
『探検・紀行・地誌 西国篇(日本庶民生活史料集成)』高倉新一郎/著 三一書房 1968
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I045849025-00
-
『江戸の紀行文 : 泰平の世の旅人たち』板坂耀子/著 中央公論新社 2011
- キーワード
-
- 日本九峰修行日記
- 泉光院江戸旅日記
- 山伏
- 紀行文
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000241147