レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年02月26日
- 登録日時
- 2014/03/22 12:50
- 更新日時
- 2014/03/22 12:50
- 管理番号
- 相橋-H25-132
- 質問
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解決
足駄(あしだ)の作り方が掲載されている資料を探している。
- 回答
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①~②の資料を提供した。
- 回答プロセス
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オンラインデータベース ジャパンナレッジプラスD1-Law.com(https://www.d1-law.com/ 2014/02/26 最終確認)でキーワード“足駄”で検索した結果、次の情報を含む43件がヒットした。
“足駄”
(1)歯のついた木の台に鼻緒をすげたはきもの。近世では特に高い二枚の歯を入れ、台はふつう桐で、下の歯は樫(かし)または欅(けやき)を用い、上に太い緒をつける。雨降りなどで道の悪い時に用いた。高足駄。高下駄。平足駄。
【語誌】
(1)下駄の古称だが、江戸時代以降、上方ではゲタが一般的になり、江戸などで歯の高い下駄をアシダ、低いものをゲタと呼ぶようになる。「足駄」は当て字。
”あし‐だ【足駄】”, 日本国語大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.jkn21.com>, (参照 2014-02-26)
検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2014/02/26 最終確認)でキーワード“足駄”で画像検索した結果、次の写真などを含めて多くの画像がヒットした。
男のきもの大全(http://www.kimono-taizen.com/know/hakimo2.htm 2014/02/26 最終確認)
このウェブサイトに「下駄」、「雪駄」、「足駄」などの写真や解説が掲載されている。また、「雨の日は、写真上段の足駄(あしだ)のような、歯の少し高い下駄を履くのが一般的なようです。」とある。
市内OPACでキーワード“木工”で検索し、またその周辺の棚をブラウジングした結果、次の資料が見つかった。
①『子どもの技術 イラスト版』 産業教育研究連盟/編 合同出版 2005 (自館請求記号:LI592.7)
p22に「角材をくり抜いてゲタをつくる」の項目があり、一般的な下駄の作り方だが、参考になるかもしれない。
②『相模原の職人 下駄作り』 佐見晴教育委員会/編 相模原市教育委員会 1992 (相模原市立図書館請求記号:380/キイロ)
「下駄作りの流れ」の項目に、下駄や駒下駄、足駄の作り方に関する記述がある。
次の資料には、実際に足駄を作る上で参考になりそうな記述は見つからなかった。
『モツコウ アイデアセイサクシユウ <ギジユツ カテイカ>』 コイルノカイ/著 セイブンドウシンコウシヤ 1981 (自館請求記号:J59)
『木工の伝統技法』 梅田総太郎/著 理工学社 2001 (自館請求記号:583)
『図解木工入門』 佐藤庄五郎/著 共立出版 1998 (自館請求記号:583)
『木工の世界』 早川謙之輔/著 新潮社 1996 (自館請求記号:583)
『なかいさんちの木工遊具』 中井秀樹/著 総合科学出版 1985 (自館請求記号:759)
『家庭大工百科 新版』 主婦と生活社/編 主婦と生活社 1999 (自館請求記号:LI592.7)
『自分のアイデアを実現する木工レベルアップ術』 荒井章/著 山海堂 1999 (自館請求記号:LI592.7)
『基礎 木工作の事典』 日本手づくり普及協会・クリエイトB/編 パッチワーク通信社 1994 (自館請求記号:LI592.7)
『下駄』 秋田裕穀/著 法政大学出版局 2002 (自館請求記号:383.2)
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 9版)
- 戯曲 (952)
- 参考資料
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- 『子どもの技術 イラスト版』 産業教育研究連盟/編 合同出版 2005 (自館請求記号:LI592.7)
- 『相模原の職人 下駄作り』 佐見晴教育委員会/編 相模原市教育委員会 1992 (相模原市立図書館請求記号:380/キイロ)
- キーワード
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- 足駄
- 高足駄
- 高下駄
- 平足駄
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000151088