レファレンス事例詳細

「『料理方秘』について」という文献を調査し、以下の資料が確認できた。

国立国会図書館サーチ
http://iss.ndl.go.jp/books?any=%E3%80%8E%E6%96%99%E7%90%86%E6%96%B9%E7%A7%98%E3%80%8F%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6&op_id=1&ar=4e1f (2013/08/04確認)

料理方秘について
橋爪　伸子著,江後　みち子著 香蘭女子短期大学 1998 (香蘭女子短期大学研究紀要　第４０号別刷)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013813585-00 (2013/08/04確認)

橋爪伸子、江後迪子「料理方秘」香蘭女子短期大学研究紀要.No.40,1998.02.14,p.1-32
https://int.nihu.jp/view/nijl/nijl_nijl_kokubungakuronbun_01003639 (2020/01/08 確認)

学術文献刊行会編 『日本史学年次別論文集』近世1 1998(平成10)年 朋文出版 2000
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I056493544-00　(2020/01/08 確認)
『料理方秘』について / 橋爪伸子　江後迪子　ｐ.588-603
本館請求記号：210.04 - G16 - 1998-1
※紀要に発表された論文が再録されている。
※同論文中に、加賀文庫本「料理方秘」が全文翻刻されている。

p.588-589
「『料理方秘』は東京都立中央図書館加賀文庫の所蔵本で、墨付き五一丁、一巻一冊から成る横綴の手写本」
「巻末には、右御料理頭村中乙右衛門秘書写之置候也　享和三（一八〇三）仲冬」と記述がある。
「本書は、村中乙右衛門の備忘録であり、村中は熊本藩細川家の料理頭とされている。」
「本報では本書の翻刻を行い、料理記述にみられる熊本地方的特徴の検討並びに他の料理書との比較を目的とし、中世後期及び江戸期の料理書を資料として比較検討をおこなった。著者と思われる村中氏についても調査をおこなった。」