レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月06日
- 登録日時
- 2013/10/06 15:37
- 更新日時
- 2013/10/06 15:46
- 管理番号
- 20131006-2
- 質問
-
解決
挟軾について知りたい。
- 回答
-
きょう‐しょく[ケフ:]【挟軾】 日本国語大辞典
〔名〕
肘掛(ひじかけ)の一種。前に置いて肘をかけて休息するための用具。
脇息(きょうそく) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E8%84%87%E6%81%AF/ (2013/10/06確認)
座具の一種。座ったとき、肘(ひじ)をかけ、もたれるための用具。奈良時代に挟軾(きょうしょく)といったことが『東大寺献物帳』に記載され、正倉院に伝来され、記紀に和豆岐紀(わきづき)、夾膝(おしまつき)とあり、平安中期に脇息というようになった。形式には長方形と湾曲したものとがある。前者の遺品としては正倉院と藤田美術館(大阪市)蔵の花蝶蒔絵(かちょうまきえ)挟軾(国宝)があり、『類聚雑要抄(るいじゅうぞうようしょう)』に図示され、宮廷調度として近世まで同形式が伝わる。後者のものに、石山寺(滋賀県大津市)や青竜寺(滋賀県)の木造維摩居士坐像(ゆいまこじざぞう)(重要文化財、平安時代)に用いたものや、教王護国寺(京都市)蔵の木目(もくめ)彫脇息(重要文化財、平安時代)や高山寺(京都市)蔵の脇息(鎌倉時代)などがあげられる。・・・
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 美術家具 (758 9版)
- 住居.家具調度 (597 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 脇息
- 座具
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000137879