レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/04/03
- 登録日時
- 2024/03/20 00:30
- 更新日時
- 2024/05/02 09:56
- 管理番号
- 所沢本-2023-036
- 質問
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解決
ねじり花をもらったので、いつ咲くのか、どのくらいの大きさになるのかが知りたい。
- 回答
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以下の資料に記載があります。
〇『APG牧野植物図鑑 1』 [牧野富太郎/著] 北隆館 2014年
〇『日本の野生植物 1』 佐竹義輔/[ほか]編 平凡社 1982年
〇『日本大百科全書 18』 小学館 1987年
〇『野草大図鑑』 高橋秀男/監修 北隆館 1990年
〇『原色園芸植物大図鑑』 北隆館 1984年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容を確認
〇『APG牧野植物図鑑 1』 [牧野富太郎/著] 北隆館 2014年
索引に「ネジリバナ」の記載なし。「ネジバナ」か。
p123 「433 ネジバナ(モジズリ)」の記載あり。「高さ15~30㎝。葉は根生し斜上、長さ5~20㎝。花は夏、径3mm内外。」と記述あり。
〇『日本の野生植物 1』 佐竹義輔/[ほか]編 平凡社 1982年
p216 「1.ネジバナ モジズリ」の記載あり。「茎は高さ10-40㎝、2-3個の葉と少数の鱗片葉がある。(中略)花期は4-10月と長いが、春咲きのものと秋咲きのものは株を異にするようである。(後略)。」と記述あり。
2.後日調査の追加事項
〇『日本大百科全書 18』 小学館 1987年
p243 「ネジバナ[捩花]」の項目あり。ラン科の多年草。根茎は短く、肥厚した根が数本束生する。葉は大部分が根生する。四~八月、高さ一〇~四〇センチの花茎の先に毛のある花序をつくり、小花を螺旋状に密に並べる。花は紅紫色で唇弁は白色。距はない。日本全土の草地や崖などに生え、都市の芝生にも多い。基本種ナンゴクネジバナは花序に毛がなく、沖縄、および東南アジア、オーストラリアに広く分布する。名は、花序がねじれることに由来する。」と記述あり。
〇『野草大図鑑』 高橋秀男/監修 北隆館 1990年
p668 「1950.ネジバナ(モジズリ)」の項目あり。「捩花(捩摺)。ねじれた花序につけられた名。また捩れ摺りの意でシノブモジズリの語に基づいた名で愛らしい姿は万葉の昔から人目を引いたようだ。(後略)[生活形]多年草[分布]北海道、本州、四国、九州、アジア東部[花期]4~8月[高さ]10~40cm」と記述あり。
〇『原色園芸植物大図鑑』 北隆館 1984年
p730 「2190.ネジバナ(モジズリ)」の項目あり。日本および台湾、中国、シベリア、インド、マレーシア、オーストラリアなどに分布する多年草で、鉢仕立てにするが芝生でもよく育つ。高さ7~40cm。葉は淡緑色で長さ3~20cm。茎の上部から花序まで白い短毛があり、花序は3~15cm。淡紅色まれに白色の花をらせん状につける。花期は5~7月。(後略)」と記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 植物学 (470 9版)
- 日本語 (031 9版)
- 園芸 (620 9版)
- 参考資料
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- APG牧野植物図鑑 1 [牧野富太郎/著] 北隆館 2014.9 470.38 978-4-8326-0980-8
- 日本の野生植物 1 佐竹義輔/[ほか]編 平凡社 1982.1 470.38 4-582-53501-1
- 日本大百科全書 18 小学館 1987.11 031 4-09-526018-1
- 野草大図鑑 高橋秀男/監修 北隆館 1990.4 470.38 4-8326-0061-3
- 原色園芸植物大図鑑 北隆館 1984.5 620.38 4-8326-0003-6
- キーワード
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- ネジバナ
- ナンゴクネジバナ
- モジズリ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000347694