レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年7月17日
- 登録日時
- 2024/08/02 11:44
- 更新日時
- 2024/12/01 21:02
- 管理番号
- 県立長野-24-080
- 質問
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解決
上水内郡小川村の郷土歴史館で、明治初期の小根山村の村勢を書き留めた文書が展示されていた。同じものが掲載された図書資料はないか。
- 回答
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利用者が見た資料は、おそらく明治初期に政府が編纂しようとした『皇国地誌』のための、各村が作成した原本の控えと思われる。この資料は関東大震災で原本となる資料が消失してしまい、編纂されることはなかった。国立国会図書館レファレンス協同データベースに、当館が公開している事例「県立長野-18-070」に詳しく書かれている。
県で保管していた資料を基に活字翻刻された『長野県町村誌』が発行されている。『長野県町村誌』長野県編 名著出版 1973【N290/33a/1】p.251に「小根山村」がある。
何度かの復刻を経て、現在は、NPO長野県図書館等協働機構が運営する「信州地域史料アーカイブ」のコンテンツに「『長野県町村誌』と明治初期の村絵図」としてインターネット公開されている。この「明治初期から幕末の地名」で、小根山村を検索できる。[すべて最終確認2024.8.2]
長野県内の他の村についても同様に検索ができる。
- 回答プロセス
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1 明治初期の村勢がまとめられたものとのことから、おそらく『長野県町村誌』に収録されているものの原稿となったもの、あるいは控えの文書と思われた。
2 当館のレファ協登録事例を確認し、インターネット公開しているものを紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 10版)
- 参考資料
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長野県/編. 長野県町村誌 第1巻 北信篇. 長野県町村誌刊行会, 1936.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I20111005010020472 (【N290/33a/1】)
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長野県/編. 長野県町村誌 第1巻 北信篇. 長野県町村誌刊行会, 1936.
- キーワード
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- 皇国地誌
- 長野県--地誌
- 村勢
- 信州学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000354068