レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/12/01
- 登録日時
- 2016/03/20 00:30
- 更新日時
- 2016/03/27 15:30
- 管理番号
- 千県中参考-2016-9
- 質問
-
未解決
親戚が南満州鉄道株式会社に勤めていた。同社のどのセクションにいたか調べたい。
- 回答
-
満鉄社員の名簿類原本を所蔵している満鉄会情報センターで、旧満鉄職員の身元確認等の問合せを受けているようです。
・満鉄会ホームページ「事務局紹介」 http://www.01.246.ne.jp/~mateka/jimukyoku.html
「旧満鉄社員の身元確認などのお問い合わせやご相談は、電話ではなく手紙またはファックスで。旧社員名(フリガナつき)、依頼の目的・終戦時の所属、生年月日、入社年月日、問い合わせ者の住所、電話番号(FAX)などを楷書で書いて送ってください」との記載があります。
ただし、満鉄会は2016年3月に解散の予定で、満鉄会解散後は満鉄会の名簿や退職金などの給付の際に使った個人カードは国立国会図書館に寄贈されるようです。
「「満鉄会」節目の終幕 情報センターが資料残し来春解散」(中日新聞 2015.12.21)
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015122102000211.html
また、現在、国立国会図書館憲政資料室では、満鉄社員名簿類のマイクロフィルムを所蔵しており、閲覧が可能です。
「満鉄社員名簿類(MF_(財)満鉄会蔵)」
https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/mantetushainmeiborui.php
「満鉄社員名簿類(MF:(財)満鉄会蔵)目録」
https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/tmp/index_manntetsu.pdf
「憲政資料室の利用案内」
https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/guide.php
なお、満鉄関係者が一部掲載されている名簿には以下のようなものがあります。
・『日本人物情報大系 満州編1~10』(皓星社 1999)
『日本人物情報大系 別巻[2] 満洲編被伝記者索引』(芳賀 登[ほか]編集 皓星社 2000)、皓星社ホームページ「日本人物情報大系すべての資料を対象とした人物検索フォーム」により、被伝者の検索ができます。http://www.libro-koseisha.co.jp/f_j_all.htm
・『満洲官民職員録 : 満州帝国、関東庁、満鉄、鉄路総局、電々会社、電気会社. 昭和9年版』
59-72コマ「南満州鉄道株式会社」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1452665(国立国会図書館デジタルコレクション・インターネット公開)
・『満洲職員録. 康徳8年度(昭和16年)』
50-60コマ「南満州鉄道株式会社」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445663(国立国会図書館デジタルコレクション・インターネット公開)
・『満洲職員録 : 滿洲年鑑附録 : 康徳六年七月三十日現在. 康徳7年(昭和15年)』(1939)
p37-51「南満州鉄道会社」
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3460767(国立国会図書館・図書館送信参加館内公開)
※千葉県立図書館等、国立国会図書館デジタル資料図書館送信参加館において閲覧できます。
(インターネット最終アクセス2016年1月13日)
- 回答プロセス
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『日本人物情報大系 満州編1~10』等の所蔵資料を調査するが、該当の人物は掲載されていなかった。
満鉄×名簿でインターネット検索、国立国会図書館所蔵の満鉄社員名簿類のマイクロフィルムヒット。名簿の所蔵元の満鉄会で検索。
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝記 (280 9版)
- 参考資料
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- 「満鉄社員名簿類(MF:(財)満鉄会蔵)目録」(国立国会図書館)https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/tmp/index_manntetsu.pdf
- キーワード
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- 南満州鉄道(ミナミマンシュウテツドウ)
- 満鉄(マンテツ)
- 満鉄会(マンテツカイ)
- 社員名簿(シャインメイボ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物,一般
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000189648