レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/05/07
- 登録日時
- 2017/10/25 00:30
- 更新日時
- 2017/10/25 16:37
- 管理番号
- 北方 17-0021
- 質問
-
解決
『高田屋嘉兵衛遭厄自記』について
1 原文を所蔵しているか。
2 翻刻・解読資料を所蔵しているか。
〔調査済み事項〕
(1)国立国会図書館や国立公文書館、東大史料編纂所等調べたが、原史料(翻刻前)は無いよう。
(2)翻刻(解読)は道立図書館にて既に実施済みであるようだ。
- 回答
-
1 原資料の所蔵について
・当館所蔵無し。
・「北海道大学北方関係資料総合目録」(http://www2.lib.hokudai.ac.jp/hoppodb/)
ヒット無し。
・『国書総目録』によると、大阪府立中之島図書館で写本を所蔵とあるが、OPAC等では確認できず。
・府立図書館のOPACではヒット無し。
・デジタルライブラリー「おおさかeコレクション」
(https://www.library.pref.osaka.jp/site/oec/index.html)
中央図書館、中之島図書館貴重書のヒット無し。
『高田屋嘉兵衛遭厄自記(訳文)』を当館所蔵。
巻末に「写本のうち一冊(一八五六年作成)が高田屋嘉兵衛翁記念館に収蔵されて」いることが記されている。
ただし、「高田屋嘉兵衛翁記念館」はすでに閉館しており、現在、同じ洲本市内の「高田屋顕彰館・歴史文化資料館」に資料は移されている。
情報源:「神戸新聞NEXT」(神戸新聞社)(https://www.kobe-np.co.jp/)
29年3月15日 記事(最終確認:H29.5.7)
「高田屋顕彰館・歴史文化資料館」への照会を勧める。
2 解読資料・翻刻資料について
(1)解読資料について
『高田屋嘉兵衛遭厄自記(訳文)』を所蔵。
訳者は「高田屋嘉兵衛翁顕彰会」。
当館所蔵分については、相互貸借可(館内利用)。道外の利用者であり、利用について最寄りの図書館に相談することを勧める。
※兵庫県立図書館で初版(2003年刊)と第2版(2007年刊)を所蔵。
(2)翻刻資料について
「高田屋顕彰館・歴史文化資料館」サイト
(http://www.takataya.jp/nanohana/nanohana.htm)から、『高田屋嘉兵衛遭厄自記』の翻刻を含む『高田屋外交』(斉藤智之編・刊 2014)が刊行されている由。
これについて、
・当館所蔵なし。
・大阪府立(中央・中之島)図書館ほか、所蔵館を紹介
いずれも、利用については、最寄りの図書館への相談を勧める。
- 回答プロセス
-
以下の資料も参考とした。
『国書総目録 第5巻 補訂版』
(岩波書店 1990.5 請求記号:026/KO/5 資料ID:1102950357)
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 7版)
- 参考資料
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- 1 高田屋嘉兵衛遭厄自記(訳文) 高田屋嘉兵衛翁顕彰会 2003.5 289/TA 巻末に「写本のうち一冊(一八五六年作成)が高田屋嘉兵衛翁記念館に収蔵されて」いることが記
- 1 国書総目録 第5巻 す-て 岩波書店 1990.5 026/KO/5
- キーワード
-
- 高田屋嘉兵衛
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵・事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000223841